そんな君に恋してる。
□季節外れのぱいなぽー
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ゴールデンウィーク
学生のオワシス!!
俺こと、千夏は断言する!!!
しかもなんたって!
(!!あの雲雀恭弥に会わないですむ!)
そうなのだ、なかなか困ったものなのだ。
あの遅刻の一件以来やけに会う。とにかく会う!!!
(しかもたまににやけながらこっちを見ていて正直恐い)
トイレでも売店でも更衣室でも家の近くでも!
とにかくめちゃくちゃ会うのだ
(ありゃ一種のストーカーだろ)
そう心で呟くと突然フルーツオレが飲みたくなった。
あり得ないくらい飲みたくなってきた
(多分あれだな、雲雀だからだな…あれだ多分。なんつかほら、人は落ち着きたかったりストレスをカバーするときは糖分が一番だと銀髪の誰かが言ってた気がする。)
「…家には無いよな、」
比較的小さめの冷蔵庫を開くとフルーツオレどころか、
お茶の一つも入っていない。
「はぁ、めんど…いけど買いに行くか」
そう決断するやいなや
俺は凄いスピードで玄関へ向かった。
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