□いつの間にかの初日
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私は光から逃れるように、目の前の体に顔を押し付けた。
すると優しく頭を撫でてくれる。

「千鳥さん。」
「ん、」
「あの窓、ブラインド、無いんですか?」

小さく笑い声が響いた。

「…久しぶりにこの部屋で寝たから、忘れてたよ。」

今夜は気をつけないと、と言って千鳥さんは私の髪を何度も梳いた。

早く起きて、朝食の時間を確保しなくちゃ。













オワリ.
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