番外編

□科学のチカラ!
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ここは地球のどこかにある、犯罪科学組織メノスのアジト。
そこにゆらりと姿を現したのは怪人X。
緊急で呼び出した3Xを待っているのだ。

「やっと集まりましたか…。」

部屋にやってきたのは、ダーク、ウルフ、ジュテームの3人。
呼び出された理由はまだ聞かされていない。
ジュテームは胸に手を当て、礼儀正しく頭を下げた。

「X様…我々三人を召集されるとは、何か重大な問題が起きたのでしょうか?」
「ジュテーム、問題が起きた訳ではありません。…一つ、面白い情報を入手したのですよ。」

「面白いじょーほー?」

ウルフは表情の解らないXを見つめて首を傾げた。

「そうです。聞くところによると今は科学技術週間だそうですよ。」

怪人Xは3人を見下ろす。

「そこで私は思いつきました!メノスの最新科学技術を、Jガーディアンズの連中に見せつけるのです!…そしてついでにハートピンクをさらってきて下さい。」

「なんやて!?ハートピンクを!?」
「素晴らしいお考えです!」
「俺っち、科学とかわっかんねーよー。」

「では具体的に作戦を説明しましょう。」


メノスの怪しい会議は長い時間にわたって行われたのだった。





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