メノス
□癒し系
1ページ/4ページ
今日は天気が良いので外をランニング。
しかし、どこを走っていても同じテンポで足音が聞こえる。
まさか…誰か着いてきてる!?
私は人が居ない道で立ち止まり、後ろを振り返る。
「…誰!?」
声を掛けたが反応は無い。
あれ…気のせい?
は、恥ずかしい…!
けれどその瞬間、
「あきひっちー!!」
誰かが背中に飛び付いてきた。
ってこの声は!
「オレっちだよー!驚いた!?」
私のうなじに頭をスリスリしてくる。
その声の持ち主は3Xのウルフ!?
「う、ウルフ…どうして…、っていうか…、」
がくっとその場に崩れ落ちた。
「あれ?」
「重いよ…。」
そう言うとウルフは退いてくれた。
「ごめんな、あきひっちに会えて興奮しちゃってさ。」
耳をぺったんこにして悲しそうな表情になる。