□朝はパンです
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「長官は朝ご飯食べない人だと思ってたから、俺もびっくりしたんです。」

赤木さんは朝カレーを食べながら笑っている。
それに便乗して私は千鳥さんを見上げて言った。

「皆心配してるんですよ。お昼は何が食べたいですか?」

千鳥さんは眉を寄せた。

「うーん…お昼か…。」
「食べないんですか?じゃあ…」

今夜は一人で寝ますか?

言葉にはしなかったけど、何故か千鳥さんは小さく吹き出した。

「…素晴らしい助手っぷりだね。」

訳が解らない赤木さんは、不思議そうに千鳥さんと私の顔を交互に見つめていた。















オワリ.
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