規格外
□拍手ss
2ページ/2ページ
「…おい、これはどういう意味だ。」
黒峰さんは私の部屋に入るなりそう呟いた。
その手に持っているのはお皿に入っている豆。
黒峰さんがこれからやって来ると聞いて、私が用意して部屋の扉の前に置いておいたのだ。
「節分の豆です。」
「それは解る。何であんな所に置いてあるんだ。」
「鬼…避けですかね。」
私はゆっくりと視線を逸らした。
効果は無かったみたい。
「俺は鬼か。」
黒峰さんはちょっと機嫌が悪くなったようだ。
*節分の時(載せたかな…?)
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ