□出せなかった手紙
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「神谷さんから貰ったんですよ、化粧水。効果があったと報告してきますね。」

フラフラと青山さんの横をすり抜け、私は長官室を後にした。













ヤキモチだという事はよく解っている。
千鳥さんはあの便箋を見て不思議そうな顔をしていたし、きっと今はもう何も関係の無いモノなんだろう。
そう、解ってるんだけど!!!
目の前のブロック塀をぶち壊した。
私はハートピンクに変身して、トレーニングルームでストレス発散していた。
一通り壊してしまい、辺りを見渡す。
片付け、大変そうだな…。
すると扉が開く音がして私は振り向いた。

「ジェームズさん!」
「あきひさんもトレーニングですか?」

しかしジェームズさんは謎の金ピカな衣装を着ていた。
派手だな…。髪の毛も風になびいてるし。なんのコスプレなんだろ。
ジェームズさんは長い剣を振りまわしている。
怖いから離れて見ていよう。
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