WORKING!!

□ほろよい気分3
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ザァー……




『ふぅ〜。』




(……落ち着かない。私…本当に先にお風呂入ってよかったのかな。)



「名無しさん」



脱衣場の方から佐藤さんの声がした。



『なに〜?』



ドアを開けようとすると、



「お、おい!開けるな!」



??なんで焦ってるんだろう?



『どうしたの?』




「いや、バスタオル置いとくぞって言いにきただけだ。……ていうか、ドア開けたら、……み、見えるだろ。」




見える?……幽霊が?
いや、それはないか。



『何が見えるの?』





あれ。返事がない。


ま、いっか。
とりあえず早くお風呂出ないと!次、佐藤さん入るし。




あ、これが服か。

よいしょっと…。



うあ、やっぱりブカブカだ…。
でも仕方ないか!



『佐藤さ〜ん、出たよ!』


「分かった。」



リビングから返事が返ってきた。


髪の水滴落ちたら、佐藤さん怒るかな?
でも、ドライヤーまで借りるのはダメだよね。


『あ、』


「お湯熱くなかったk……っ!?」



私を見たとたん、突然かたまった。



なになに!?顔になんかついてるのかな!?




「すまん、服……大きすぎたか?その…………………胸元……。」




『ふぇ!?……あっ!ごめん!…気づかなかった…。』


恥ずかしい!!
見えちゃったかな!?
大丈夫かな!?





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佐藤(名無しさん、濡れた髪ヤバかったな…。)




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