WORKING!!
□ほろよい気分4
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「ん?名無しさん?」
『あ、さ……とー…さん?もうお風呂から、出たの?』
ん〜っと身体を伸ばす。
『えへへ、いつの間にか寝てた♪』
ここ、佐藤さんの匂いがするから…落ち着くんだよね〜♪
「そうか。まあ、疲れてんだろな、もう12時だし」
時計を見る。
本当だ!そりゃあ眠たいよね。
もう寝ようかな。……………………………………………ちょっと待って!私、どこで寝ればいいの!?
佐藤さんはきっとベッドで寝るし、………ソファーとか?
『それじゃあ、私ソファーで寝てくるね♪』
お?
右手があったかい。
『って、えぇ!?さ、さささ佐藤さん!?』
佐藤さんが私の右手を掴んでいた。
「す、すまん。つい……ていうかお前、ソファーじゃなくてベッドで寝ろよ。」
『え、佐藤さんと一緒に……寝るの?』
「っ!?ゲホ!!………ちげぇよ。俺がソファーで寝るからお前がベッドで寝ろって意味だ。」
あ、なるほど!
ビックリしちゃった
ても…
『そんな、佐藤さん身長大きいからソファーで寝たら身体が痛くなるよ!』
「いや、構わん。それじゃ。」
佐藤さんが歩きだした。
『ま、まま待って!!』
私は佐藤さんの背中を掴んだ。
『それなら、一緒に寝よ!(なに言ってんだろ、自分)。』