貴方といると不幸になる

□特別指導にて
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「でな、あいつまた説教されてん。」



「ぎゃはははっ!まじで!?やべぇww」





・・・・・ちょっとまてこの状況はなんだ。



えっと、リムジンに乗って・・・





「お、新しいシューズじゃねぇか。」



「これもいいですよ!宍戸さん!!」








今から跡部君家に連れてかれるんだよね・・・?





「ZZz・・・・。」




「おい、樺地。ジローに毛布掛けてやれ。」



「ウス」






『え?何これ、遠足?』


何なのこの愉快なリムジンツアーは。



騒がしいわ!!






「おい瑠伽も食べてみろよ!!」




『な、なにっふぐぅ!!』


テンションの高い岳人に思いっきり何かを口の中に入れられる。

私リムジンだなんて初めてだから緊張してるの!丁重に扱って!





『え、なにこれ美味い。』


口の中でぼりぼり食べているが、本当に美味しい。なにこれ。クッキー?



「それはアン・コーチャットのクッキーだ。」




『ア、アン?』



何それ、クッキーはクッキーじゃないの?




「純粋のイタリアのお菓子をテーマに作られたクッキーだが、生まれはフランスの料理人だ」




『は、はぁ・・・・。』



何かよく分からないけど、高そうだなこれ。
足を組み、紅茶を飲む姿はまるで絵のようだ。と跡部君を見る。






「なー跡部これもう無ぇのかよ!!」





「安心しろ。家にはまだたくさんある。」





「やりぃ!」



にしても氷帝メンバー気軽だな。
慣れてんのかこの状況。いや、氷帝学園の生徒だもんな。





「もうすぐ着くぞ。降りる準備をしろ。」




『はーい。』




準備も何もただ座ってるだけだったから何もしないで停車を待つ。
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