novel

□GIMME YOUR LOVE
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「はぁっ……やべ…」

私の服を乱暴に脱がしながら、土方さんは息を乱している。いつもは余裕たっぷりなのに。

「大丈夫ですか?土方さん」

「黙ってろ……」

「ふぁっ…ぁっ…」

彼の指先が胸の飾りをクリクリといじりだす。つまんだり、こねたり、いつもよりしつこいけどジワジワと体が快感に蝕まれていく。

「ぁっ、あんっ…ぅ……」

「おら、もっと鳴いてみろよ」

「ぁあっ!」

胸の飾りに吸い付かれ、歯を立てられると軽く腰が浮いて声があがった。

「敏感だな。一週間、一人でしなかったのか?」

「一人でなんかっ…しなぃっ…です…ぅっ」

「へぇ……まぁ俺がいるからそんなことしなくていいだろうけどな」

するりと私の下着を脱がして秘部に顔を埋めると、割れ目を舌で舐め上げ、その後割れ目に舌を割り込ませて敏感な部分を攻め始める。

「アアッ…アンッ…やっ、やだぁっ…ひじっ…かたさっ…!!」

「やだ?嘘つけ」

「んんっ…そっ…んなっ…」

激しく吸い上げられて、先程より大きく腰が浮きガクガクと脚が震えた。脳内が快感で満たされてたまらなくなる。

「んぁぁぁっ!」

「あぁ?もうイッちまったのかよ」

「んんっ……」

乱暴な口づけだった。土方さんの舌が私の舌に絡み付く。それさえも快感に変わる。

「ふぁっ…ぁ…土方さ…」

「…もう挿れていいか?」

土方さんの問いかけに黙って頷くと、おもむろに自身を取り出して私の目の前に突き出す。既に大きく主張しているそれを口に含み丹念に舐める。

「んっ……んんっ」
「ハァッ…やっぱ、もういい…」

彼の余裕がなく、赤みを帯びた顔はすごく色っぽかった。

「んだよ」

「えっ…?いや、色っぽい顔だなぁって思って…」

「…お前には負ける」

「ぅっ…アァァァッ…!!」

中に圧迫感と奥を突き上げられる快感。激しく出し入れを繰り返される内に何も考えられなくなってしまう。

「アッ…アアッ…ひじっ…激しいですっ…!!」

「わりぃっゆい…手加減できねぇっ」

「そんなっ…アァァッ!」

「あと…トシって呼べっ…」

激しく奥を突かれ続け、体に力が入らなくなり、ただ喘ぐことしかできなくなりつつあった。

「ぁっ…トシッ…トシィッ…!!」

「やべぇ…イキそう…」

「んぅっ…アァァッ…!!」

「っ………」

私がイッた直後、中から質量がなくなりお腹に熱いものがかけられた。そこで意識が途絶えてしまった。





「こっ…腰が…痛い……」

「悪かった。マジで悪かった」

ぐったりしている私に平謝りしている土方さんは先程までの彼とは別人のようだ。
土方さんとの情事の後、仕事で既に疲れきっていた私はぐっすり眠ってしまって、昨日中に片付ければならなかった仕事を片付けられなかったのだ。
おかげで近藤さんから軽く注意された上に「ゆい、そういうことをする時は極力ホテルに行かなきゃ隊士の士気が乱れるから」と苦笑いで言われた。

「ホテルまで我慢できる気がしなかったんだよ…」

「うん…まぁ…いいんだけどさ…」

「ゆい、悪かった、ほんとに」

優しく抱き締められて、ああもう自分はこの人が本当に好きなんだなと思った。仕事のことで注意を受けようが、恥ずかしい思いをしようが抱き締められるだけで許す気になってしまう。

「土方さん?」

「ん、なんだ?」

「……大好きですよ」

「な……なんだよ、いきなり」

「ふふ」

GIMME YOUR LOVE
誰も知らない
どんなに貴方を愛してるのかを




::アトガキ::
やっちまった。
はぁ、力尽きた、気がする。





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