novel

□飲み比べプレイ
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かんぱーい!と言う言葉で各々のグラスをぶつける。
私はジョッキに入ったビールを一気に飲み干した。

「うおぉぉ!神田先輩凄い飲みっぷり!」

「ふふん、男顔負けでしょ」

「あんまり飲み過ぎんなよ」

笹塚が口を挟んできた。
そして黙々と飲んで、食べてる。

私は…ずっと笹塚に片思いしてきた。しかし、素直になれない性格があだになって周りからは犬猿の仲だと勘違いされてしまっている。

「いいじゃん、笹塚ー。それよりさ、飲み比べしない?」

こうやって何かしら吹っ掛けてしまうのも悪い癖だ。
しかし、まぁ、一回笹塚のベロンベロンになった姿を見てみたい。

「……多分負けるよ、お前」

笹塚は私を見て不敵な笑みを浮かべた。石垣くん含めて他についてきた後輩たちがまずそうな目で私たちを見ている。

「その言葉、そっくりそのまま返すよ低血圧万年クマ」

「口が悪いとモテないぞ」

「モテないとか、笹塚に言われたくない」

しばらく見つめ合った(睨み合った?)あと、どちらが何か言うわけでもなく飲み比べがはじまった。





ここから分岐します。

笹塚さんが酔った場合→2ページ
貴女が酔った場合→3ページ

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ちなみにどちらに飛んでも甘裏になりますので注意。
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