03/11の日記

00:39
卒業しました
---------------


ユリエスじゃないですよ?
学校をですよ?

そういうわけで、学校を卒業しました。
小・中・高・大のどれかとは言えませんがとりあえず、卒業したんです。

卒園式もとても感動的でした。

でも、初めはどうでもよかったんです。
すごく面倒だなと思ってました。

だけどいざ卒業すると寂しいもんですね。


ある時、美術の授業で皆から一言書いて貰うというノートを作りました。
離れ離れになる友人達に別れの言葉でも何でも書いていいという素晴らしいノートです。

でも僕はそれがとても嫌でした。
理由は簡単。
ただ何となく恥ずかしかったから。

でも白紙だったら白紙だったで友達の居ない奴と思われるので、そのノートを忘れた事にしました。

ずるいですね〜。

普通にただ一言「書いて」と言えば、みんな鬼ではありません。
快く書いてくれるでしょう。
でも言えませんでした。


休み時間。
三年生はそのノートを書いてもらったり、友達のノートを書いたりで賑やかでした。

僕は忘れたので全然することが無かったです。
すると…

「俺のを書いてくれ。あとお前のも書かせてくれ」

ーと
クラスメートの一人が言ってくれたのです。

それも一人じゃありません。複数です。

その瞬間とても嬉しく、自分が惨めに思いました。
何をはずかしかっていたんだろうと。

自分の周りの人達はこんなに温かかったのに。

それと後悔しました。
こんな事ならもっと早くに、自分から言い出せば良かったと…。


そんなこんなで僕の心はスッキリ晴れて卒業出来たわけです。

あ、あと最後の最後に担任の先生がまさかのカミングアウトでした。

なんと、おめでた!
子どもができたと言い残しました。

僕たちが学校を卒業して新たな人生を進むように、
先生も一人の女性を卒業してお母さんになるようですね。

本当に良かった
Happy end!!

というわけで卒園式はハッピーエンドというお話でした。
皆さんの知った事じゃないですが。

これで少しでも皆さんの心が温かくなったのであれば幸いです。

それでは、さようなら!

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ