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思いついた話を書いていく
◆貴音とアヤノちゃん 

笑ったこの子は最高に可愛いと思う。

「貴音さん、おはようございます!」

「ん、アヤノちゃん。おはよう」

アヤノちゃんはにこにこと私を見て話し始める。

一緒の学校になってから一緒に通う様になってから、私は気分が良かった。眠気でイライラすることが減ったと思う。

「今日も暖かいね」

「そうですね、今年は桜咲くのは遅かったですしね」

たまに、ふわりと笑った時にする特有の甘い香りがしてくらりとした。


嗚呼、この子は本当に可愛い!!

2014/03/26(Wed) 02:13 

◆せーり 

「うぇっ…気持ち悪い…」
「お兄ちゃん、大丈夫…?」
「っ…誰のせい…うっ」
「マリーちゃんの薬凄いね…生理にも出来るんだ…」
「腹いてえ…気持ち悪い…っ」
「んーそんなに辛い?私軽い方なのかな…」
背中をさすっても意味が無さそうだけれどさする。
「…あ、うわ…血凄いの?漏れてるよ…」
「…うぇ…本当だ…気持ち悪っ…」
ぼたぼたと血が出てくる。ナプキンの替えがなく、唯一あった一枚で補う。だが、そろそろ血を吸わなくなってきたらしく、だらだらとたれてくる。
「お兄ちゃん…顔色悪っ…大丈夫?」
「もう、無理…目眩が…頭痛え…うぅっ…」
「………お兄ちゃん!?」
貧血で倒れこむ。ヤバイヤバイ。皆早く薬とナプキン買ってきてよ!!




薬飲むと楽になりますよね。
私一週間前にきたのに終わりません。終わったと思ったらパンツ血だらけです。
これ気候のせいですか。鼻水ヤバイです

2013/05/28(Tue) 01:05 

◆角度 

好きで好きで仕方なかった。一年近く思い続けてた。
のに、どこで壊れたんだろ。
ただの私の片思いで、同性にも関わらず大好きだった。
友達にそのこと話したら凄いびっくりされたけど、やんわり受け止めてくれた。
そこまでしてしまったのに、
今、全くその頃と同じ感情がない。
好きだったけど…なんで?
とか、思っちゃって、どんだけ失礼なの、私。
あんだけずっと好きで、一日に一回会わなきゃ辛かったのに、
今、会いたくない。怖い。
前の自分の感情思い出して気持ち悪かった。私頭大丈夫かな?
友達に、叶わない恋してるね、なんて言われて。
違う違う。今はしてない。
言いたくても、いうのが怖くて、言えない。
あんだけ騒いでたのに、私。
たぶん、どこかで見る角度を変えたのかな。
人間なんて、角度変えれば冷めちゃうんだな、なんて、今冷え切った心で思う。
なんて女だ、私、
だってだって、今
全然好きじゃないんだもん。
付きあってる人みてると、
あーあ、角度変えてみちゃえば冷めるのに、
酷い人だな、私。





これが私の実話だっていうから一番気持ち悪い。
もう恋愛なんてしたくないんだ。

2013/05/20(Mon) 18:57 

◆薔薇 

「ご主人!」
「ん?」
「これをどうぞ!!」
「え、なにこれ」
「薔薇です!」
「青か、珍しいな」
「シンタローさん!」
「…お前もか?」
「えっ?まあ、はい。」
「ん…ピンク?」
「はいっ!!」
「シンタロー、…先こされたか」
「キドもか?…白か、きれいだな」
「だろ?」
「シンタロー君、僕も僕も」
「え、おお…なんだこれ、小さいな」
「ミニ薔薇!可愛いよねー」
「ん、」
「シンタロー!はいっ、私も」
「綺麗な色だな。」
「帯紅色っていうんだよ!!」
「お兄ちゃん!私も!」
「なんだこれ…朱色?」
「なんだっけなー朱赤?みたいな」
「へえ…てかなんでみんな薔薇なんて渡すんだ?」
「えっ?分かんなかった?」
「うん、まあ」
「いくよ、せーの、」
「「「「「「お誕生日おめでとう(っす)(御座います)」」」」」」

まあ一か月ほど過ぎましたが

2013/05/20(Mon) 13:21 

◆リン→ミク 

「ミク姉は、」
私の事、
「好きですかー?」
でも人形は喋んない。答えてよ。
「私は」
私は、
「ミク姉の事を愛していいんですかー?」
それでも人形は喋らない。動かない。
あれー、なんでかな?
「あなたは」
私は
「誰ですか?」
分かんない。目が、見えないから。
動いてるか、どうかなんてわからない。
「ねえ、」
あのね
「喋ってよ」
私目見えないんだから。
「ねえ、ねえ、」
ミク姉

2013/05/19(Sun) 18:40 

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