官能小説
□桃色カフェB
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初夏とはいえ、アスファルトに照りつけた太陽の熱は夜になっても冷めることがなく、蒸し返すような地熱で都会の雑踏を温めていた。
だからだろうか?
小太りで脂ぎった男は『桃色喫茶店』に入店するや否や、アイスコーヒーを注文した。
「お待たせしました・・・ご注文のアイスコーヒーをお持ちしました。」
銀色のトレーに氷の入った冷たいコーヒーを運んできたウエイトレスの少女が客の前にコースターを敷いてコーヒーを乗せる。
「君、名前は?」
「あ、はい・・・『小鳥』と申します。」
コーヒーをテーブルに置いた所で男に名前を聞かれた少女は自分の名を告げた。
「じゃあ、小鳥ちゃん。アイス・コーヒーを持って来るのはいいけど、ミルクもシロップも無いなんてどうしてだい?それなのにマドラーだけはしっかり持って来るなんて・・・」
呆れた物言いの男の前には、アイスコーヒーとマドラーがあるというのに、肝心のミルクもシロップも無かった。
この失態にはクレームをつけて気の弱そうな少女を困らせてやるのも楽しいかも知れないと目論む男に、小鳥はそっと答える。
「ミルクも・・・シロップも・・・私が身体でお作り致しますので・・・どうか、お許し下さい・・・」
――身体で作る?ミルクとシロップを?
少女の言葉がにわかには信じられない男は眉を吊り上げ小鳥を見返した。
そうだ、ここは売春喫茶店で、この少女の身体は客を楽しませるための商品だったと男は思い返す。
どんな趣向かは分からないが、存分に楽しませて貰おうじゃないか・・・・男はそう考えほくそえむ。
「そう・・・じゃあさっそく小鳥ちゃんにシロップとミルクを入れて貰おうか。」
「はい・・・では、失礼します・・・」
男からの注文を合図に、小鳥はテーブルに手を置いてそのまま身を乗り上げた。
そして男の目の前でメイド服のスカートを捲り、何も着けていない剥き出しの素肌を露にする。
「へぇ、ノーパンなんだ?」
「・・・・パンティとブラジャーは着けてはいけないんです・・・」
小鳥はそう言うと、客に尻を向けて四つん這いになった。
「まずは、シロップから注がせて頂きますので・・・どうぞ、私のパックリ割れたおまんこからトロトロのシロップが垂れてくる所をご覧下さいませ・・・」
少女の膣から出るシロップ――それが、愛液であることは男にもすぐに分かった。
「ああ、いいよ。もっと良く見えるように腰を高くして・・・そうだ、足を開かなきゃコーヒーにシロップが上手く垂れないぞ」
「はぁい・・・こ、こうで宜しいでしょうか?」
小鳥は客の言いつけ通り、顔がテーブルに付くほど頭を低くして腰を高く掲げると、剥き出しの陰部を客に晒しながらコーヒーの上で足を開いた。
「綺麗なピンク色のおまんこだね・・・ここのビラビラした二枚貝も小さくて可愛いな。クリちゃんはどんなふうになってるのか拡げて見せて。」
「あ・・・どうぞ・・・・私のクリトリスを見て下さい・・・」
まだ濡れていない少女の陰部からは、小さな肉粒であるクリトリスが慎ましく割れ目のクレパスに埋もれ見えなかった。
そこで小鳥は、客に自分のクリトリスを見て貰おうと片方の手を股間の下から伸ばし、人差し指と中指で左右の割れ目を開く。
すると少女の細い指の間から、可憐な肉の突起物が顔を出す。
「ほぉ、持ち主と同じで色白のクリちゃんだね・・・・形は良いけど感度はどうか確認したいが・・・このクリをオジサンが触って悪戯してもいい?」
「はぁ、あっ・・どうっぞ・・・マン肉を拡げてますので・・・弄って・・・私のクリちゃん・・・苛めて欲しいの・・」
陰部を見られていると思うだけで純真な少女は欲情し、更なる快楽を求めてしまい身体を暴いていく。
それがこの店での最高のサービスだと知っている客は上機嫌で小鳥のクリトリスを弄り出すのだった。
コリコリコリ・・・
「気持ちいいかい?小鳥ちゃん。」
クニュクニュ・・・
「ひ・・・あっ、あぁ・・・きも、ち・・・いい・・・いいよぉっ」
太い男の指が少女のクリトリスを摘んだりこねくり回して刺激し続けると、小さかった肉粒は堅くしこり、熱を持って膨らんでいった。
そして勃起するクリトリスに合わせて、少女の蜜壷からジワジワと透明な愛液が滲んでくる。
「小鳥ちゃんの言うとおり、君のおまんこからマン汁が垂れ流れてきたよ・・・これがシロップになるのかな?」
「は、はい・・・小鳥のおまんこから垂れてくるのはマン汁だけど・・・シロップにもなるの・・・ネバネバしてて甘いシロップ・・・・コーヒーに注いで美味しくなぁれ・・・ああっ」
接客用語か何かなのか。小鳥は魔法の呪文でも唱えるみたいに『美味しくなぁれ』と言った途端、背筋を仰け反らせて潮を吹いた。
プシュッと鳴る破裂音と共に、潮吹きした小鳥の膣孔から大量の蜜が漏れる。
「クリトリスを弄っただけで潮吹きするんだ?すごい量のマン汁が出てくるからオジサンの手までビショビショだ。」
「ああっ!ごめんなさい・・・お客様の手を汚してしまいました!」
ハアハアと荒い息を紡いで膣から垂れる愛液をコーヒーに注いでいた小鳥は、客の手を汚してしまったと知って慌てて起き上がった。
「いいんだよ。小鳥ちゃんの甘いマン汁がたっぷり入ったコーヒーが出来上がったんだから。」
「いえ、お客様の手を汚してしまうなんていけない事です・・・私が舐めて綺麗にしますので、どうぞお手をお貸し下さい。」
調教という名の教育がの行き届いた小鳥は、客の手を取ると、チロチロと赤い舌を出し入れして男の濡れた手を舐めた。
「クチュ、ちゅ・・・ん・・・次は・・・ミルクをご用意させて頂きますね・・・お客様、失礼ですがこのまま膝の上に私が乗る無礼をお許し下さい。」
「ああ、構わないよ。おいで、小鳥ちゃん。」
自分の愛液を舌で絡め取りながら、小鳥はゆっくりとした動作でテーブルから男の膝へと移動した。
そして男と向かい合う形で膝に跨り、小鳥は腰を少し浮かせると出来た隙間に手を差し込み、そこから男のズボンのチャックを降ろす。
「これから私のおまんこでお客様のオチンポを御奉仕させて頂きます・・・・お気に召されましたら、どうか私のおまんこにお客様のミルクを注ぎ込んでくださいませ・・・」
コーヒーに入れるミルクは客の精液。
小鳥はその特製ミルクを手に入れようと、自らの身体を使って搾り取らなければならなかた。