官能小説

□白に咲く花@
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咲いて、咲いて、咲き誇る。

此処にいれば、永遠に枯れる事も無く咲き続けられる。


咲いて、咲いて、もっと咲いて?


――零れるように、咲いて・・・・





広いリビングには絵の具の匂いが充満していた。

匂いだけじゃない。

高級マンションの最上階でありながら、置かれているのはキャンバスやスケッチブック、そして沢山の画材と思われる品々ばかりで生活感の欠片はない。


そう、ここは絵画の世界ではその名を知らぬ者は居ないと言われるほど有名な芸術家のアトリエだった。

優雅で繊細なタッチの彼の絵は、多くの人を魅了し、その作風には心癒されるものがあった。


―――しかし、彼がそんな絵を描くには独特の手法が用いられているのを誰も知らない・・・


ただ1人の、囚われの少女を除いては――



「椿、今から仕事だよ。今日の調子はどうだい?」

リビングの扉を開けて、白髪交じりの髪を手で整えながら年配の男が少女に声をかける。

しかし、椿と呼ばれた少女は、そのしわがれた声には返事を返さない。


「おやおや、何が気に入らないんだい?今日のクッションはわざわざイタリアから取り寄せた最高級の品だよ?座り心地も肌触りも最高だろう?この前のフランス製のクッションは君がお漏らししたせいでダメにしちゃったんだからねぇ・・・」

少女がフランス製のクッションに漏らした時のことを思い出してか、男はニヤニヤと厭らしい笑みを顔に刻んで少女を見下ろす。


「先生・・・も・・ぃや、です・・・もう、止めて下さい・・・」

羞恥を煽る男の言葉に、ついに耐えかねた少女が震える声を絞り出し懇願したが、彼女は逃げ出せない。


高級マンションの天井に取り付けられた鎖―――

その冷たく重厚な鎖に縛られ、頭上に上げられている手首。

足はM字に開くよう、膝に鎖が巻かれ持ち上げられている状態だった。

少女は勿論、全裸であり、全てを男に向かって晒す姿を強いられ、どうして逃げ出せるというのだろう・・・


両手両足は天井から垂れ下がる鎖に絡め取られ、体の重みの全てが唯一床についている尻に集中した。

その重みに彼女が耐えられるよう、痛みを和らげる為に敷かれているのが、男から送られたクッションという訳だ。

椿は芸術家である男の助手――または創作意欲を掻き立てるためのモデル――あるいは『画材』だった。


「嫌だなんて・・・・君は嘘つきだな。君のココは嫌だなんて言ってないじゃないか・・私が筆を持ったのを見ただけで濡れ出して・・・ふふ、何をそんなに期待しているんだろうね?」

「あっ・・・あ・・・止めて・・くだ・・」

脅える少女の姿が、さらに男の嗜虐心を煽ったらしく、男は片手に持った筆を嫌がる少女の陰部へと伸ばした。


・・・・ピチョ。


秘めやかな水音が、筆先から奏でられる。


「こうして君の割れ目を筆で撫でてあげると筆がどんどん濡れていくよ・・・ほら、クリトリスまで弄って欲しくて顔を出してきた・・・」

「あふ・・・あん、あ・・・くすぐったい、です・・・あぁん・・せんせ・・ぇ」

拘束された身では剥き出しの陰部を隠す事も出来ず、椿の可憐な恥部は容易に筆の餌食となった。

さわさわと快感の芯であるクリトリスを筆先でくすぐられ、快感とも歯痒さともつかない感覚に翻弄されると本人の意思とは関係なく蜜壷からは愛液が滴り割れ目を濡らす。

湿り気はやがて水溜りを作り、その中で筆が水分を含み蓄えていく。

「ああ、いいねぇ・・・粘り具合といい、量といい、君のマン汁は今日も素敵だ。おかげで最高の作品が出来そうだよ。」

「ひ・・い・・いやぁっ」

散々少女の割れ目の間を行き来した筆が彼女の恥部から糸を引いて離れると、愛液で濡れた筆がキャンバスの上を滑る。


――有名画伯の絵画は、なんと少女の愛液で下書きを施されていたのだ。


それから筆は少女の陰部と白いキャンバスの上をとを何度も繰り返し行き来し、粘る透明の粘液で絵画を描き続ける。


「あん、あぁ・・・あ、ダメェ先生っ・・・筆でグリグリしちゃ・・・ああんまたっ!]

[ほらほら、何をしてる?今回は見ての通り大作なんだぞ?喘いでばかりいないでおまんこからマン汁をもっと垂らすんだ!」

取り掛かったばかりの作品を前にして、男は思うように少女の愛液を収集出来ない事に苛立ちを覚え始めた。

筆先が潰れるほどに少女のクリトリスを弄っても、膣孔の浅い部分に筆を差し入れて掻き混ぜても少女の愛液の量はいつもと変わらない。


「仕方が無い・・・今回はどうしてもマン汁の量を増やす必要があるから注射をして強制的に溢れさせるとするか・・・」

「や・・・嫌ですっ、先生!注射は・・・注射は嫌っ!」

満足な量の愛液を得られない事に業を煮やした男は、画材道具の入った箱の中から無造作に注射器を取り出した。

すでに薬が注入されている注射器を見て、椿は顔面蒼白となりガタガタと震え出す。

彼女はもう何度か男に注射を施され、その薬の威力を身を持って知っているのだ。


「暴れるんじゃない。大事な君のクリトリスを深く刺してしまうよ?気を楽にして、落ち着くんだ・・・すぐにお薬が効いて気持ちよくなれるからね。」

「ひぃ・・・痛・・・いた・・い・・・」

男は怖がる少女を横目で見ながら濡れた割れ目を片手の指でクパッと開き、露になったクリトリスに注射針を突き刺した。

決して大声ではない、引きつった少女の悲鳴は、注射針が抜かれた数分後にはネコの鳴き声のような声に変わる。



「んんっ・・・ふぅ、んっ・・・せんせ・・・つば・・きの・・・おまんこ、変だよぉ・・・いやらしいお汁が出てきて・・止まらないの・・・」

「そうだね、お薬が効いてきて椿ちゃんのおまんこはマン汁の洪水だ。クッションまでマン汁垂らして、いけない子だ。」

椿が戒められている鎖をガシャガシャ鳴らして腰を振ると、陰部を擦り付けられたクッションが愛液で濡れそぼち卑猥なシミを作り上げていく。

「せんせぇ・・ああぁ・・・早く、ねぇ・・・私のオマンコに筆を突っ込んでグチュグチュしてぇ・・・マン汁、いっぱい出すからあぁっ・・・」

「ああ、いいとも。椿ちゃんは筆でオマンコを犯されるのが好きだね。でもマン汁が大量で筆だけじゃ取りきれないよ・・・」

どうしようもない身体の疼きが、注射器によって体内に注入された薬のせいだとは分かっているが、こうなればもう本能の赴くまま快楽を求めるだけだ。

椿は潤い濡れる陰部とは逆に、飢えて乾く身体の奥深を隙間も無いほどに埋め尽くして欲しかった。

それは、今、自分の膣内を犯す筆なんかでは役不足だ。

それに、男の無骨な指が同時に差し込まれ膣穴を拡げられて内部の肉まで覗かれていても満たされない。

愛液を次から次へと膣内の肉から滲ませて、椿が求めるモノは・・・・

もっと、太くて、硬くて、熱くて・・・

尖る先端で子宮の奥を破るが如く突き上げ、出っ張ったエラで内部の粘膜を削ぎ取るように擦り上げてくれる。

そして、最後には、膣孔と子宮の中に大量の精液を注いでくれるモノ。


「せんせぇ・・せん、せ・・・お願い・・・もう我慢出来ない・・・んっ・・・先生の・・・おちんちん、椿のおまんこに挿れて・・・ズボズボ、してっ・・・ぁ・・ん」

卑猥な言葉に喘ぎ声を混じらせ、膣の疼きを我慢出来ない椿は、しきりに陰部をクッションに擦りつけ快感を得ようとしている。

けれど、薬による強烈な欲情はそんなことでは治まるはずも無い。

打たれた薬の中和剤は、男の性器から迸る精液だけなのだから・・・・


「可愛い椿ちゃんのお願いなら聞いてあげたいんだけど・・・残念ながら先にこのおまんこ汁で絵を仕上げなきゃいけないんだよ。分かるよね?君の仕事は芸術のためにマン汁を出し続ける事なんだよ・・・」


―――永遠にね。


意識が朦朧とする少女は、男が囁く恐ろしい言葉を理解出来ないまま口の端からツツーッとヨダレを垂らして男を見上げる。

そんな少女の膣孔に、再び筆が挿し込まれるのだった・・・・






****
END

2012年7月1日

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