官能小説

□桃色カフェC
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今宵7月7日、世間では『サマーバレンタイン』とも言われる『七夕』。

いつも世の中から切り離されたような、ここ『桃色喫茶店』も今夜だけは七夕を祝う慣わしがあった。


――しかし、それは卑猥で淫靡な、七夕祭りという名の禁断の宴ではあったが・・・



「いらっしゃいませ・・・今夜は七夕なので、どうぞごゆっくりお楽しみ下さいませ。」

入店した男性客に、小鳥は必死に笑みを作り接客する。

その姿は七夕祭りの趣向に合わせ、浴衣姿でのもてなしとなっていた。

「へぇ、七夕祭りなんて面白いじゃないか・・・それに浴衣姿も可愛いし。で?七夕だからってどんな特別サービスがあるのかな?」

小鳥の浴衣姿を下から上まで舐めるように見る男は、小鳥から受けるサービスを期待して淫猥に目を細める。

すると、個室になって仕切られているカーテンの向こうから男性従業員がタライを持って現れ、テーブルの上に設置すると足早に退散する。

「・・・七夕なので・・・お祭り気分を味わって頂きたくて・・・今から『スーパーボールすくい』をしませんか?」

誘っているはずの本人である小鳥は、辛そうに顔を歪めて言うのを見て、男も何かを察知したらしく二つ返事でOKした。

『桃色喫茶店』で執り行われるスーパーボールすくいが、ただの余興ではない事などお見通しなのだから・・・・


広いテーブルの3分の2ほどを占める丸いタライには色とりどりの小振りなスーパーボールが浮かんでいて、小鳥は狭いテーブルの上に身を乗り上げ、タライの横にしゃがみ込んだ。

「どうやって遊ぶのか説明してくれる?」

「・・・はい・・・お客様にはこちらのポイでスーパーボールをすくって頂きます・・・そしてそのすくわれたボールは・・・私の・・・私の・・・おまんこ・・・に入れて・・・お楽しみ下さい・・・」


・・・自分の膣内が、スーパーボールを入れる器なのだと告げて、小鳥は浴衣の裾を捲り上げた。

「その、ぱっくり開いたおまんこに幾つのボールが入るか楽しみだね。」

「は・・はい・・・たくさん、入れて下さい・・・おまんこにボールを入れて貰いたくて・・・疼いてるんです・・・」

テーブルの上では、浴衣に身を包みながらも股間を晒した少女がしゃがみ込んでおり、その器となる陰部はすでに潤滑油が塗り込められているのか、テラテラと光っていた。

男は羞恥に顔を赤らめる少女と、卑猥に濡れる陰部を見ながら、さっそく渡されたポイでスーパーボールをすくい始める。



「ぁ・・あぁん・・・んっ・・も、ダメ・・・入らないよぉ・・・っ」

「何言ってるんだ?まだまだ入りそうだよ・・・こうしてちょっとボールを押してあげると、あとは吸い込まれていくみたいに・・・ほら、入った。」

「きゃ・・・やああぁんっ!」

男がすくい上げたスーパーボールがツプツプと音を立て、小鳥の膣孔にめり込んで埋没していく。

もう、幾つのボールが体内に収められているか分からないほど・・・

小鳥は下腹部がボールによって圧迫され、ゴロゴロと蠢く異物を感じながらもテーブルの上から逃げ出すことは許されず、器としての役目を果たし続けた。

そうして小鳥が耐えている最中、男のポイがついに破れスーパーボールすくいは出来なくなってしまう。


これで、この余興は終わりなのだろうかと男が思うと、すかさず小鳥が男に囁きかける。


「お疲れ様でした・・・今度は幾つのボールをすくえたか数えさせて頂きますね・・・」

小鳥は次なる余興を男に見せるため、男の正面に向かい合う体制を取り、両手で陰部を押し開く。

「今から・・・手を使わずに・・・おまんこからスーパーボールを出します・・・見ててください・・・おまんこからボール出しちゃう小鳥の恥ずかしいところ・・・」

「ああ、それは楽しみだ。」

和式の便所で用を足すような格好は、陰部から異物を排泄するには絶好の条件だった。

その淫らな姿を眺め、男は破れたポイを指先で揺らして遊びながら、これから始まる少女の痴態に心躍らせた。



「・・・ん、ぅん・・・あふ、ん・・・でちゃ・・た・・・ひとつめ・・・です・・」

水と潤滑油と愛液をまとわせたスーパーボールが、グチュリと音を立てて少女の膣穴から排出される。

それはまるで、カエルの卵のように粘膜に覆われ、ドロリとした糸を引きながらテーブルに落下した。

「ふふ、ボールが出てくる瞬間、クリトリスがビクビク痙攣してる・・・ボールがおまんこの中で擦れて気持ちいいのかな?」

「はい・・・いい、です・・・気持ち・・い・・・ボールがゴロゴロって・・あん、おまんこ・・・また出ちゃうっ、出ちゃうよ・・・」


ひとつ、ふたつ、みっつ・・・、と少女はボールをひねり出すごとに数を数えて男の功績を称えた。

そんな健気な姿を見せられ、男は何も手出ししないままで終れるはずもなく・・・


「このピクピクして膨らんでるクリトリス・・・今、弄るとどうなるのかな?気持ちよくておまんこが開いちゃってボールが出やすくなるのかな?それともキュンッて締まっちゃってボールが出せなくなるのかな?」

どうなんだろうね?と言いながら、男は小鳥の意見など聞く気もないままに手を伸ばした。

男の手には、先ほどボールをすくうのに使われたポイが持たれていて、男はポイを逆さまに持ちかえると、尖った柄の先端部分で小鳥のクリトリスを突付く。


「あんっ、ああぁ・・・やぁ!そんな棒の先でクリを・・・ああん、ん・・ツンツンしちゃやだあぁっ!」

「ポイの先みたいに尖った物でクリを捲ると中の肉まで良く見えるもんなんだね・・・こんなに小さな粒なのに、皮を捲るとピンク色の肉壁がちゃんとあるんだよなぁ・・・ははは、見られてまたクリが痙攣してる・・・持ち主と一緒で淫乱だね。」

逃げる事も叶わない小鳥は、恥ずかしい格好のまま無機質なプラスチックの棒でクリトリスを弄ばれ、受ける刺激に膣内を弛緩させてしまう。

快感に体の緊張が解き放たれ、同時に膣も緩んでしまった。

その瞬間、それはまさしく『排泄』となる。


・・・ボトボトボトッ


「ひゃああっ!!漏れちゃうぅぅ・・・漏れちゃうよぉっ!」

よくもこんなに詰め込めるものだと感心するほど、小鳥の膣からスーパーボールが飛び出してくる。

しかも、ボールが小鳥の膣内にある性感帯を刺激して排出されるので、小鳥はボールを出しながら何度も潮を吹いた。


少女の可憐な割れ目を割り開き、ブチュッ、ブチュッ、と吹き上げる潮と共に出てくるスーパーボール。

磨きぬかれたテーブルの上には淫猥な粘液で出来た水溜りと、積み上げられたように零れ落ちた複数のボールがある。


それを楽しそうに傍観ていた男は『こりゃ、産卵だな』と、小鳥に向って囁くのだった。







2012年7月6日
*****
END

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