官能小説
□恋しくて…A
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――ねぇ、お願い・・
あれは夢だったのだと、誰か、言って――
「はい、着いたよー!クルミちゃん!」
「ドライブは楽しかった?これからは此処でもっと楽しい事しようね?」
「楽しい事っていうか、厭らしい事だけどね〜」
大型のワンボックス・カーのスライドドアを開いた向こうで、男達がクルミを手招きして誘う。
その男達は、何を隠そう、彼氏の目の前でクルミをレイプした男だった。
・・・あの日。
クルミは3人の男によって強姦され犯されたばかりか、クルミは無抵抗なまま陵辱の後も生々しい姿を写真に収められたのだ。
それをネタにして脅迫され・・・・・
そして、今、クルミは車に乗せられ片田舎の寂れた幼稚園に連れて来られて現在に至る。
「・・・ここ・・・どこ?」
クルミが何処なのかも分からないくらい、そこは廃墟そのものだったが、周りには滑り台やブランコ、シーソーなどの遊具が残っているので、雰囲気で幼稚園だとは薄々感じた。
「ここはね、過疎化が進んで子供が居なくなったから廃園した幼稚園なんだ。前々から目を付けてたんだ・・・周りに民家も無いし、田舎だから人通りも無いだろ?だから『アダルト・ビデオ』の撮影場所にピッタリだって。」
「え・・・アダルト・・・ビデオって・・?」
自分をレイプした男に連れ出され、自分が何をされるのか知らない訳じゃなかったが、まさか自分をビデオに撮るという事実を聞かされクルミは驚愕する。
しかし、そんな脅えるクルミの表情も男達にとっては邪な性欲を煽り立てるだけであり、アダルトビデオに至っては、絶好の演出になるのだ。
「この間、初めて俺達とエッチした写真をネットで販売したらいい値で売れたんだ・・・だから今度は動画を配信して稼ごうと思ってさ。今からクルミちゃんはアダルト女優だよ。」
「そうそう、女優って言っても演技なんて要らないからね。クルミちゃんはいつものようにアンヨ開いてアンアン言えばそれでいいんだし、楽だよね〜」
「レイプ現場の撮影動画って人気あるんだよな〜。クルミちゃんの恥ずかしい姿を一杯撮ってあげるぜ。」
――ネット?写真?動画?販売?
それは、クルミの痴態がネットに流出し、不特定多数の人の手に渡り、目に触れたという話だ。
「酷い・・・そんな・・・」
車から引きずり降ろされながらも、男達を非難するクルミだが、男達は聞く耳など持たない。
そして、子供がはしゃいで遊んでくれとせがむように、『まずは滑り台の階段でレイプしよっか?』と笑いかけるのだった。
「いや・・・こんな格好・・・」
か細いクルミの声が、まだ日も高い廃墟の幼稚園に木霊する。
ニヤついた男達が手早く作業を進める前には、滑り台の階段の段のひとつに座らされた全裸のクルミがいた。
「手足の開き具合はこんなもんだろ。しかし、滑り台の階段って便利だよな・・・手すりがあるからクルミちゃんの両手足は簡単に縛れるし、階段に座らせてるから下半身が前に突き出て犯し放題じゃん。」
「へへ、階段の後ろに回ると、こうして背後からおっぱいも揉めるしな。ほ〜ら、クルミちゃんの乳首をクリクリして弄っちゃうよ〜」
「やあぁっ・・・やん、ああっ!」
両手両足を左右の手すりに縛られ、男の腰の高さに合わせて、曝け出されたクルミの秘所がくるよう調節された。
所々錆付いた滑り台に縛られたクルミを、一台のハンディカメラがジーという機械音を立てて撮影している。
どんなにクルミが嫌がってもすでに撮影は始まっていて、クルミは背後から胸を揉まれる姿を撮られた後、カメラは下から煽る角度でクルミの陰部にレンズを向けた。
「は〜い、これがエッチする前のまだ綺麗なおまんこで〜す。今からこのおまんこでちんぽをはむはむして、ザーメンまみれになるから見ててね〜」
背後の男が、胸を揉んでいた手をクルミの下半身に伸ばし、割れ目の先端をツンツンと突付いて面白おかしく実況を交える。
「ぎゃははっ、ザーメンまみれになる前から、もうマン汁で濡れてるじゃねぇか。」
「おい、もっと指でビラビラの肉を開けよ。おまんこの中とクリトリスも撮影しておこうぜ。」
「いや・・・やだ、アソコの中まで・・・嫌よ!止めて!映さないで!」
後ろから回って忍び込んできた指が、クルミの媚肉を左右から開き、陰部を露にする。
そこは男達がはやし立てた通りしっとりと湿り気を帯びて濡れていた。
そうしてクルミの意思など関係なくビデオ撮影はどんどん進み、クルミの裸を一通り撮ると、ついに待ちきれない男がクルミの膣に勃起を突き入れた。
ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ、と響く水音。
その卑猥な音も、淫らな行為も、カメラは全てを鮮明に捉えている・・・
「あ〜〜、クルミちゃんのおまんこは、やっぱ最高〜〜、気持ちい〜〜!生挿入と中出しの瞬間をしっかり撮ってくれよ。」
「あ、ぁん・・・ああん、も・・やあ・・・ナカは・・・やだってば・・・」
男の勃起が抜き差しされると、クルミの膣の周りを縁取る媚肉が、動きに合わせて捲れたり巻き込まれたりを繰り返す。
男の赤黒い勃起も汚らしい陰毛も、クルミの開ききった陰部も、白濁した粘液でテラテラと淫猥に濡れ光っていた。
肉の合わせ目から漏れ出す粘液は、掻き回されて細かく泡立っており、かなりの精液が膣の中に注ぎ込まれたかを雄弁に物語る。
「おおっ、お・・おっ、出るぞ、そろそろイくぞ・・クルミちゃん、今からクルミちゃんの子宮にいっぱい種付してあげるからね?子種を仕込まれる瞬間の可愛いお顔も、ちゃんとビデオに撮ってもらおうね?」
荒い息と共に吐き出される男の言葉に誘導されて、カメラが男の激しい突き上げに揺さぶられて泣きじゃくるクルミの顔をとらえる。
クルミは泣き濡れ紅潮した顔を必死でカメラに映らないよう背けるが、許してはもらえない。
「いやああぁっ!ナカに出さないでぇ!」
「あ〜〜〜、精液注いでやるとおまんこが締まりやがる・・・犯られまくりのナカ出しされまくりでとろとろ・・・」
快感に翻弄されながらも、男の精液を注ぎ込まれる絶望の表情を、無情にもカメラは克明に映し撮っていた。
「おーい、出し終わったんならチンポ抜いて横に退けよ。おまんこからザーメン垂れ流しの映像映すんだから。」
「へいへい。言われなくても抜きますよっと!」
クルミの膣の中にはすでに他の男の精液も注がれていたため、中は大量の汚液で溢れている。
それを男の性器で栓をされていた状態だったのだが、性器を抜かれた今、ぽっかり開いた膣穴から白濁とした粘液が零れ出す。
「うおー、すげー、3人分のザーメンが垂れ流しー!」
「ちょ・・・出し過ぎじゃね?階段の下まで精液がポタポタ落ちてるじゃねぇか。」
「おい、お前ら退けって。チンポしゃぶった後のピクピクおまんこからザーメン垂らしてるクルミちゃんの顔が撮れないだろ!」
開いた股の間に陣取って、下からカメラを向けている男の姿が目に入ったが、縛られているクルミにはどうする事も出来ない。
立て続けに男達に蹂躙され、疲労困憊にあるクルミは呆然とした焦点の合わない瞳でカメラのレンズを眺める。
カメラを構える男の口元が満足げに笑いを刻んでいて、いかにクルミの恥部が卑猥に濡れそぼっているかを教えてくれていた。
「なぁ、次はどうするよ?はるばる田舎まで来たんだからもっと撮影しようぜ。」
「そうだな・・・今度は『シーソー』でハメ撮りすっか?クルミちゃんを上に乗せて、おまんこにチンポ挿したままシーソーでギッタンバッコンしてやろう。」
「おーいいね、それ。んじゃ、クルミちゃ〜ん、今度はお兄さんとシーソーに乗って遊ぼうね〜」
階段の手すりに縛られた手足の拘束が解かれていくが、それは自由になるのではなく新たなる陵辱のための移動に過ぎなかった。
クルミは男性器によって穢された膣から精液を垂らしながら、チラリとシーソーの方に目を向ける。
そこには色褪せたピンク色のシーソーがひっそりと存在していて、誰かが遊んでくれるのを待っているようだった。
・・・今度は、あのシーソーの上で・・・おちんちん挿れられるんだ・・・
・・・私・・・私また・・・犯されて・・・中に精液出されて・・・グチョグチョに・・・
次なる行為を悲観しているのか、はたまた期待しているのか、クルミの膣の奥がキュンと疼いた。