官能小説

□恋しくて…E
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―――今日はクルミちゃんを、じっくり弄繰り回して『潮吹き』させるからね!


男達に断言された私は逃げ出す術もないままに、指定されたラブホテルへと足を向けていた。

温泉旅行で男達による執拗な陵辱を受けても、私は失禁こそはするものの『潮吹き』と呼ばれる現象にまでは至らなかった。

それが、男達には気に喰わなかったようで、今度こそは私に潮を吹かせ、その様をビデオで撮影しネット販売する魂胆なのだ。

『クルミちゃんは、もう立派なアダルト女優なんだから、潮吹きくらいは出来なくちゃ!』

意気揚々と言う男の嬉しそうな顔が脳裏に焼きついて離れない。


―――私の人生は、一体何時から狂ってしまったのだろう・・・・



指示されたラブホテルの一室に佇んだ私は、自分が何処に向うかも分からないまま、夢遊病者のように目の前のドアを開けた。



三人の男達が待ち構えていた部屋は『SM』を楽しむ事を目的として設えられた、いわゆる『SM部屋』という特別室。

一面に張り巡らせた真っ赤な壁と、真っ黒なベッド。

所々にムチや三角木馬、数本のロウソクと玩具の数々が備え付けられていて異様とも言える光景だった。

これらが全て、私を責め苛むモノなのだと思うと吐き気がしてくる・・・・


「どうしたの?クルミちゃん?あんまり素敵な部屋で感動しちゃってる?」

「絶句するほど喜んでくれてるんだよね?この部屋にはちょっと変わったお風呂もあるんだ・・・まずは皆でお風呂に入ろうね!」

おぞましい光景に立ち尽くす私を、男達は嬉々として浴室に引っ張り込む。

そこは、確かに浴室ではあったが、天井から鎖が吊るされていてSMの趣向がちゃんと取り入れていた。


「ほらほら、クルミちゃんを鎖で吊るしてあげる。マゾなクルミちゃんには嬉しい演出だろ?」

「吊るしながらレイプされてイッちゃうトコロを見せてくれよな・・・いつもみたいにオシッコしても浴室だから大丈夫だしさ。」

全裸にした私を、男達は浴室に立たせ、両手をひとくくりにして鎖に繋ぐと、今度は片足の膝にだけ鎖を巻いて吊るす。

浴室で、私は片足が付くか付かないかのギリギリの所で調節して吊るされ、片足立ちの姿勢で男達に陰部を晒した。

「おっ、吊るされて興奮したクルミちゃんのビラビラが開き始めてきたぜ・・・へへ、自分からおまんこ開いてピクピクさせちゃって・・・こりゃ、期待に応えないとな。」

不安定な体勢でゆらゆらと揺れる私の陰部を覗き込む男達の視線。

度重なる男達からの陵辱により、私は見られるだけでも感じてしまう身体になってしまっていた。

そして、ニヤニヤと粘っこい笑みを浮かべて各々が扱くペニスにも・・

愛情の欠片すら微塵も無いはずなのに、男の勃起が私の身体を熱くする。


「潮吹きするのは俺達がクルミちゃんの身体を使って射精してからじっくりさせてやるからね・・・まずはこの濡れ濡れおまんこに中出しさせてもらうよ。」

前に陣取った男が鼻息も荒く私の膣内に勃起した逸物をねじ込んできた。

ヌプッ、ヌプッ、と・・・・私の膣穴は蜜を滴らせて男の生ペニスを何の抵抗もなく受け入れてしまう。

奥へ奥へと押し広げては潜り込むペニスを膣穴の全てで感じていると、今度はお尻にぬるつく感触を覚えた。


「やだ・・・な・・・なに?」

「ん〜?何って・・・アナルにもオチンチン欲しいだろ?尻穴は濡れねぇから、こうしてローションで濡らしてやってんの。ほら、指で拡げてやる。」

背後からローションをまぶした無骨な男の指が私のアナルに挿入される。

膣にはペニスが潜り込み、ゆっくりとピストン運動が始まっているという状況で、私はアナルにも指を入れられ犯される。

「吊るされて股を開いてるから、尻穴が解れるのも早いぜ・・・これならもうチンポ突っ込んでもいいか。」

「おー、まだ俺が待ってるんだから早くしろよー」

オアズケを喰らった3人目の男に急かされ、背後の男が私のアナルにペニスを挿し込む。


「ああぁっ、あっ、ぁ・・・いっ・・・痛・・・ああん!」

「・・・っつ、奥の方はキツイな・・・でも、すげー気持ちいいっ」


二穴を同時に犯され、圧迫感に身悶える私の事など気にも留めず、二人の男は己の欲望のままにペニスを埋め込む。

こうして同時に攻められるのは初めてではないけれど、私の尊厳を無視した行為に屈辱だけが募る。


性欲を満たす為だけに私を犯す男達に憎しみが込み上げてくる・・・・

でも、それだって犯されていく内に消え去ってしまう。

――私は文字通り、身も心も犯されるのだ。

あられもない、恥かしい声を出して・・・


「きゃ・・・きゃあっ!あっ・・あぁダメ、ダメ・・・もう、いやあぁ――っ!」

「おおっ、締まる締まるっ・・・さすが、2穴攻め・・・クルミちゃんの感じ方が半端ねぇ・・・」

「俺も、イクッ・・・・クルミちゃんのケツ穴にザーメン出してやるっ」

二人の男に挟まれ突き上げられる度に天井から吊るされた鎖がジャラジャラと音を立てている。

その音にさえも煽られて、前の男は私の膣穴に・・・後ろの男は尻穴へと・・・同時に射精した。


ドクドクドク…と、脈打つ二つのペニスから私の体の奥深くへと精液が注がれる。

射精は長く続いた。


淫猥に目を細める男達の前で、私は自分の体内に汚らしい白濁が撒き散らかされるのを感じた。

前からも後ろからも大量の汚液が自分の中に広がっていく熱く爛れた感触に、絶望感が込み上げてくる。

余韻に浸り腰を小刻みに動かす男2人に揺すられながら、私は込み上げる嗚咽を堪えられなかった。

「ひっ・・・っ・・ぃやぁ・・・えっ、ひっく・・・っ」

ボロボロと涙を零している私の膣とアナルから、男根が引き抜かれていく。

長く私の体内にあったそれは白濁と愛液をまとわりつかせヌラヌラと厭らしく濡れ光っていた


犯され、穢される私の体。

でも、精液を注がれる感触はキライじゃない・・・

・・・そんなこと、絶対に言えないけど。


「・・・ふぅっ・・気持ち良かったよ、クルミちゃん。」

「俺も濃いヤツを一杯出したぜ。オチポミルクは美味しい?」

「・・・ゃだ・・・もう、や・・・ぁ」

ハアハアと乱れた息を吐き続ける私から、ゆっくりとペニスを引き抜いた男達は満足そうだった。

離れていく男の向こうに、私は3人目の男の姿を見て、この陵辱が終わりではないのだと改めて知る。

しかし、この3人目の男の手に何かが持たれているのが気になった。


「おう、お前、それ何だよ?」

「ああ、これ、この部屋のオプションに付いてた『浣腸液』だよ。さすがSM部屋だよな・・・浣腸プレイもOKって事だ。」

手にした浣腸液を持ち上げ、男は自慢げにそれを私に見せる。

・・・・浣腸?まさか、私にそれを?

股間から男の残滓を滴らせながら、私は浣腸を見て血の気が引いた。

いやだ。いやだ。浣腸なんて!


「おーおーケツ穴にもおまんこにも一杯ザーメン呑ませてもらったみてぇだな・・・このザーメンまみれのケツ穴で今度は浣腸液を呑んでもらおうかな?」

「やあっ!!やめて・・・そんなのいや!」

鎖で吊るされている私は何処にも逃げる事なんて出来なくて、鎖の音だけがジャラジャラと虚しく響く。

激しく拒絶して揺れる私の腰を男が2人掛かりで押さえつけ、その間にもう1人の男の手で浣腸液が注入される。

イチジクの形をした容器から、排泄を促す浣腸液が飛び出し、私の腸内に満たされていった。

しかも一本では面白くないと言って、男は無情にも合計三本もの浣腸液を私に流し込んだ。


「三本も注入すりゃー効果テキメンだろ・・・さて、最後に『アナルストッパー』でケツ穴に栓をして仕上げだ。」

「おお!アナルストッパーなんて置いてあったのかよ!?変態だなー」

「ああっ!?だめ・・・無理・・・浣腸なんて、した事・・・ないの!やめてっやめて!」

肛門に流し込んだ浣腸液を排泄しないように、この部屋にはご丁寧にも『アナルストッパー』という器具が置かれていた。

男達は流し込まれた浣腸液と共に中出しされた残滓を吐き出そうと必死な私のアナルに、その隙さえ与えずストッパーを挿し込んだ・・・

・・・これでも、もう、浣腸液も残滓も、吐き出せずに、私の腸内に留まったまま、ゆっくりと私の体内を侵蝕していくのだ。


ゆっくり、ゆっくり。

確実に。



―――私を侵す
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