官能小説

□携帯少女B
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「ようこそ『携帯少女ユーザーの会』にお越し下さいました、加賀様。今宵は存分に御楽しみ下さい。」

高級ホテルの最上階のワンフロアーにて、受付の男性がにこやかに挨拶をすると、加賀もそれに応えた。

「どうもありがとう・・・これは私の所有している携帯だ。機種番号は『U−805』で呼び名は『ユウ』だ。」

まるで我が子でも自慢するようにユウの名を告げた加賀はユウに着せていたロング・コートを脱がす。

すると、透ける素材で出来たランジェリー姿のユウが曝け出された。

もはや身体を隠す意味など成さないランジェリーは上着しか着ておらず、ユウの乳房や股間は完全に透けて見えている。

・・・これが、会場内での携帯少女の正装。


受付で簡単な身分確認と携帯の機種を告げれば、すぐに加賀と携帯少女の『ユウ』は会場への扉をくぐる事が許される。


―――それは、淫らな欲望が渦巻く宴への扉だった。




照明が落とされた薄暗いと思えるほどの空間。

しかし、目が慣れてくれば難無く辺りを見渡せるよう調整されていた。

そこではオレンジ色のムーディーな照明で全体が照らされ、そこかしこに大き目の豪華な革張りソファーが幾つも配置されている。

そのソファーから少女と思しき声と粘着質な水音が響く。


複数にも及ぶソファーの影から聞こえる少女の声は艶かしく熱を帯びており、時折悲鳴のような悲痛な声も混じる。

「ほら、見てご覧、ユウ・・・・お前のお友達がたくさん居るよ。みんな、充電してもらったり、そこらじゅう弄ってもらったりして嬉しそうだ。」

次第にはっきりする視界に飛び込んで来たのは、年端も行かない少女達が大人の男性に犯され蹂躙される姿だった。

しかし、幼く見えるといっても犯されている少女達は人間ではなく『携帯電話』であり『機械端末』に過ぎない。

ここで繰り広げられているのは乱交や強姦ではなく―――あくまで所有する携帯機種の交友会である為、罪に咎められる事は一切無いのだ。

「さぁ、ユウ。さっそく私達もあちらで楽しむとしようか?」

「・・・・はい。加賀様。」

にやついた厭らしい笑みを口角に刻んだ加賀は、ユウの肩を抱き部屋の中央に導いていく。


「これは、これは・・・はじめまして。ご一緒にどうですか?」

深々とソファーに座って気さくに声をかけてきた男は名前を『水戸』と名乗り、所有している携帯少女の『エル』にフェラチオをさせている最中だった。

隣に空いたスペースに同席を勧めてもらい、加賀は一礼してから腰を降ろす。


「口でのご奉仕が上手な携帯ですね・・・羨ましい。」

「ははっ、古い機種の携帯ですから・・・色々な奉仕を教え込んで調教してあるんです。」

にこやかな挨拶を交わしている間も、携帯少女の『エル』は水戸の股間に顔を埋めたままピチャピチャと生々しい口淫の音を立てている。

10代後半の容姿をしているユウに対して、男の性器をねぶっている少女は20代前半あたりの年齢に見えた。

そのエルという携帯少女は隣に座る加賀の存在にも気にせず主人への奉仕を続けていた。


『くっちゅ、くっちゅ』と唾液を絡ませる口元に目をやれば、エルの白くて柔らかい頬が男の性器の形に合わせて膨らんだり凹んだりを繰り返し・・・・


「うっ、出すぞ・・・エル」

会話を交わしていた水戸がおもむろにエルの髪を掴んで動かないように固定すると、腰を突き出しエルの口内で射精を終える。

「よぉし・・・いいぞ、エル。お近づきの挨拶にその口で受け止めた精液をユウと分け合いなさい。」

男の排出した精液を喉の奥で留めたエルが顔を上げると、性器と口の間で粘ついた残滓が糸を引く。

そうして口内で男の精液を含んだままのエルが、のそりと上半身を持ち上げると、水戸の言いつけを実行するためユウに近づき手を伸ばす。


・・・そして、『くちゅん』と音を鳴らしてユウとエルの唇が重なる。


生温かく生臭い男の精液が、穢れを知らない清らかな少女の口内で移され混ざり合う。

たどたどしく唇を貪りあう2人の可憐な唇から、細かく泡立った男の白い残滓が溢れて零れる姿は実に卑猥な光景だった。

口移しによる精液の舐め合いを続けていると、エルの手がユウの乳房をランジェリーごと触り始めていく。


「どうやらエルはユウの事が気に入った様子ですね。キスをしながら乳首まで弄ったりして・・・・」

「仲良くなれて良かったです。なんでしたらおまんこの方も弄って下さって宜しいですよ?おっぱいだけじゃ物足りなくて、足の間からマン汁が垂れていますから。」

ソファーに腰を落ち着け、少女2人の淫らな行為を男達は満面の笑みで眺めていた。


・・・もっと仲良く、もっと淫らに。

その声を聞き受け、エルはユウの股間へと愛撫の手を向ける。

下着の着けていない秘所は容易く指の侵入を許してしまい・・・


「・・・あぁんっ・・・ソコはっ!!」

「もう、濡れてる・・・すごい・・・私の指までビチャビチャ。」

股間に手を差し込み、奥まった割れ目に指を潜り込ませれば濡れた肉の花びらが開き愛液を溢れさせる。

その体液の多さにエルが驚愕し、楽しげに微笑む。


「エルが楽しそうだ。お友達のユウは感じやすくて濡れやすい体質なんだね・・・どれ、私にも見せておくれ。」

「はい・・・水戸様・・・ご覧下さい。この淫乱おまんこを。」

「あ・・・やだ、あぁっ」

エルに片足を持ち上げられ、ソファーに座る男達に陰部を晒されてしまったユウは恥かしさに小さな悲鳴を上げて顔を赤らめた。

「恥かしがる必要なないよ?こうして淫乱に濡れる事は携帯機種として正常なのだから・・・どれどれ、マン汁の状態はどうかな・・・?」

片足を上げて差し出されたユウの陰部を至近距離で眺めつつ、水戸は指に愛液を絡めては粘り気や量を観察し、鼻先を近づけると匂いまで嗅ぐ。

「加賀様、マン汁の味見をしても構いませんか?」

「ええ、どうぞ。おまんこを舐められるのが好きな子ですから・・・お気に召されましたら水戸様のオチンポを挿入して締まり具合もみてやって下さいな。」

「ははっ、それはそれは、願っても無い申し出に感謝します。ではまずマン汁から・・・」

「きゃあんっ!」

加賀の申し出に気を良くした水戸は上機嫌でユウの股間に唇を寄せ、肉厚な舌をぬかるむ膣穴に挿し込み愛液を味わう。

「ん・・・これは、いい味だ・・・っつ、ん・・・塩加減といい、生臭さといい・・・それに量も多くて粘り気もある・・・」

「ふ、あぁ・・・おまんこの穴にぃ・・・あぁんっ、舌入れちゃ・・・きゃ・・あぁ」

淡い色をした少女の陰部に顔を押し付け、執拗に嬲る水戸。

ユウは敏感な場所を吸われるほどの激しい陵辱によって足腰に力が入らず、エルに身体を支えられながら淫靡な行為に耐えた。

「おまんこがヒクヒクしているね?可愛い穴だ・・・・ここにオチンチンが欲しくなったのかな?」

尖らせた舌で陰部の割れ目を上下に行き来して舐めながら水戸が尋ねてくる。

「・・・はい・・・ほ・・・しい、です。オチンチン・・・」

舐められるだけでは物足りなくなった身体が勝手にくねり、男を誘う動きをしてしまう。

「そうか、そうか・・・じゃあ私のオチンチンをおまんこに嵌めてやろう。エル、お前は加賀様のお相手を・・・」

「はい・・・水戸様。」

エルに身を委ねていたユウを抱き寄せて受け取った水戸は、自分がユウを犯す代わりにエルを加賀に差し出した。


―――ここは携帯少女の交流会。

各々の携帯を他人に貸し与え楽しむ事を目的とした会場―――

よって、ユウが水戸に犯されても、エルが加賀に抱かれるのも、当たり前の事なのだ。


「ユウ以外の携帯を使うのは初めてなんだ。楽しみだよ。君のおまんこで私を満足させておくれ。」

「はい・・・加賀様・・・エルのおまんこはトロトロに蕩けて締まり具合も丁度いいです・・・どうぞ、私のおまんこを御楽しみ下さい・・・」

ソファーに座る加賀と向かい合う形で膝の上に乗っかったエルは、加賀の勃起した逸物を手で支え、自ら己の膣穴に挿入していく。

自分から進んで男を受け入れるのに慣れているエルは、亀頭の切っ先を膣穴に宛がうと腰を落とし『ヌプヌプ』と体内に性器を埋没させていった。

「ああ・・・これは良いおまんこだ。ぬるぬるして熱くて・・・それでいてキュウキュウと私の逸物を締め上げてくる・・・ふふ、そんなにおまんこを蠢かせて・・・はしたない子だ。」

「ああぁ・・・加賀さ・・まの・・おちんぽが・・・あんっ、おっきくて・・・きもち・・イ・・・です」

主人の命令により、初めて会った男の性器を体内に受け入れ己の身体を使って奉仕するエルだったが、エル自身も性行為に陶酔し欲情していた。

「エル、もっとおまんこを締めて加賀様を悦ばせて差し上げなさい。」

「あぁ、あ・・・は、い・・・承知致し・・・ましたぁ・・んぁ・・・ク、クリを弄って・・・もっともっと・・・加賀様のオチンポを・・・ああぁ」

加賀の肩に手を置き、自らの腰を振って膣穴で男性器を扱いていたエルは、更なる水戸の命令で自分のクリトリスを弄り出す。


「大きなクリだね。気持ちよくて膨らんだのかな?いやらしいマン汁もたくさん溢れてくるね・・・もっとおまんこを開いて見せて。」

「はぁ・・ぃ・・・どうぞ、見て下さい・・・クリを勃起させてぇ・・・マン汁垂れ流しのおまんこで・・・加賀様の素敵なおちんちんを・・・咥えてます・・・ん」

虚ろな瞳を漂わせ、エルは陰部の割れ目を左右に割り開くと、膨らんで充血したクリトリス、愛液の滴る膣穴、そしてみっちりと隙間無く咥え込んでいる結合部分を晒す。

「ははは、これはこれは、私のチンポを美味しそうに食べて・・・ユウ、見てみなさい、エルのおまんこを・・・」

薄明かりの照明の下、粘る体液でキラキラと鈍く輝く性行為の繋がりに感銘した加賀は、隣に居るユウを呼び寄せた。

「ああ・・・すごい・・・こんな小さなおまんこの穴に・・・加賀様の大きなオチンチンが挿ってる・・・ぁ・・・クリトリス、ピクピクして・・・マン汁も溢れて・・・」

水戸に陰部を舐め続けられているユウも、快感に酔わされ身体を熱くしていた。

そんな熱を持て余すユウが加賀とエルの結合部を目の当たりにしてしまったので、思わず『ゴクリ』と生唾を飲み込んだ。

「物欲しそうな顔してるね、ユウ・・・舐めたければ舐めて構わないんだよ?ほら、エルがマン肉を開いて君に舐めて貰うのを待っている。」

ユウの膣穴を嬲っていた水戸が、『ズルズル』と愛液を啜った後、ユウの上半身を加賀達の方に倒し、二人の結合部を舐めるよう囁く。

水戸の囁きは、まるで催眠術のようにも聞こえ、ユウは言われるままに唇を2人の合わさる股間へ寄せて行くと・・・


まだ幼い少女のユウは、女と男の愛液が入り混じる禁断の蜜を口にするのだった。





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つづく。 

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