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□結
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広いリビングを抜け、寝室と思わしき部屋の方へ向かう


…やっぱり筋肉質なのね…たくましい…軽々と私を抱き上げちゃうんだもん…


…じゃなーい!!
やだやだこのまま…このまま……///なんて!!!



「し…翔…」

S「…なに?」


「あ…の…お…風呂…」

S「やだ」

「やだ…って…私がイヤ…」

S「なんで?」

「なんで…って…に、匂い…私…汗…」

S「いいじゃん。もっと汗、かくわけだし」


「…※◆☆○@

―勘弁してくださいーっごめんなさーいっっ」
















「…ふー…」

泣いて大暴れしたので仕方なくって感じで、翔の承諾を得てなんとかシャワーを浴びることはできた。


だって…いよいよ…だもんっ!きれいな体で…って思うじゃない。


にしても


「…」



翔が普段使ってるシャンプー…ボディーソープ…

翔の香り…


…これはこれで…


なんかいやらしい!!!



つか、当然既に裸な訳だし


このあと、どうアクション起こせばいい???



このままここにずーっといる訳にもいかないし…


頭から湯気が出てるんじゃないかって位考えをめぐらせてると




脱衣場のドアが開く音



脱衣場に翔の影…


曇りガラスだし向こうからハッキリ見えないとしてもついつい背中を向けた





S「らん」


「はっはい?」


S「かれこれ30分になるけど…」


「そっそう!?わ、わかった。も少ししたら出るから…」



S「…わかった」





ガチャッ


「え…?」


振り向くとそこには呆れ顔した翔の姿




S「…あのさ、さっきもそう言って、計一時間経ってるけど…」



服を着たままで浴室に入ってきた。
ジリジリと壁に追いやられる



S「…コワい?それとも俺を信用してない?」



「信用してないなんて…そんなことは…」



シャワーからのお湯が、翔を濡らしてゆく


白いシャツなので翔の体が段々と透けてくる


きれいに整った顔に…
長い睫毛に、ぷっくりきれいな口唇に…引き締まった身体

水滴が付き、濡れる様は、芸術品のように美しい…








ポーっと見入っていると翔の視線が下がる

「!?」

気付けば自分の体を隠すにも忘れて翔に見入っていたようだ…



慌てて隠そうにも、
時すでに遅し



翔に両腕をつかまれ浴室の壁に押し付けられた



S「んもう、そんなに見ないでよ…エッチ





「はわわ…ごめんなさい…」




S「…お返し…」





そう言って翔はゆっくり頭の先から目線を下していく




「…やだ…そんな…みないで…」





S「…きれいだよ…真っ白で」





見つめられてるところがジンジンと熱くなる

顔から首



まるで触られているように熱くなる



下腹部に視線が来た頃には気がヘンになりそうだった




「…しょー…もぅ、やだぁ…」



S「…やだぁーって…どうして欲しい?」






「…いじわる」




S「はっきり言ってくれなきゃわかんない」





「……って」


S「…え?なぁに?」







「も…もぅだめ…
さ…触ってぇ」





S「…OK」



私の言葉を待ち望んでたのか


翔はニヤリと笑って、グッと私を抱き寄せ激しくキス


直に胸に触れられる手は、服の上からとは違いとても柔らかく、そしておかしくなりそうな位気持ち良かった






後には引けない




覚悟を決めて


翔の背中に手を回した




それが合図




なお一層翔の口づけは力強いものになる




「んん…っ」



そしてキスが首筋…鎖骨…胸に





胸のふくらみの先を含まれた瞬間

体中に電気が走った


「あぁっ」


S「すっごく硬くなった」


「やだ、言わないでぇ…」


舌先で転がし、軽く・強く吸われ、ますます硬くなるのを感じる
反対の胸は優しく強く揉みしだかれる

そしてその手が秘部へ下がり始めた時
私の足は限界だった



「も…ムリ…立ってられない…」




そう言うと

再び抱抱えられ寝室へと向かった
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