バイオハザード
□1話、意味がわからない
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ハニガンから聞くと、突然目の前に現れたこの生き物に政府は混乱していたようだ。
目の前に現れてハニガンも戸惑うが、彼女以上に怯えているこの生き物を見たら落ち着いて状況判断が出来たとか。
「貴方の名前は?」
『……』
「怖いのは仕方ないわよね、でも私は貴方に何もしないわ
正直政府も貴方を恐れて攻撃できないみたいなの」
『……ゲン』
「え?」
『ゲンガー』
「ゲンガー?それが貴方の名前なの?」
『ゲン』
ゆっくりと頷いてくれた生き物にハニガンは微笑んだ。
さて、自分のパートナーが出勤する時間までゲンガーと話をしていようと思いゲンガーに殆ど一方的にだが話しかけていた。
だがそのおかげかハニガンにだけは少しだけ警戒を解いてくれたようだ。
「おはよう、ハニガン」
やっとパートナーのレオンが出社してきた。
するとゲンガーは勢いよくハニガンから離れレオンに抱きついたのだ。
さっきまでの警戒心はどこへやら、ゲンガーはギュッと彼に抱きついていた。
だがいきなり意味のわからない生き物に抱きつかれレオンは固まっていた。
それはそうだ、知らない見たこともない生き物に抱きつかれたら誰だって固まる。
だがこれであの子の監視役が決まったようなものだ。
ハニガンは固まっているレオンを放置して上に報告した。
上からはすぐに答えが返ってきた。
内容はそれはもう聞かなくてもわかっていたことだ。
固まっている彼に近づきハニガンは口を開いた。
「今日からこの子は貴方の監視下に置かれるわ」
その言葉に俺は余計に固まったのは言うまでもない
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