Back To Tomorrow
□Back To Tomorrow #4
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痛みに耐えしゃがみ込むと
君が立っていた
名無し『ユノ、早く元の場所に帰って…』
ユノ『どういうこと?』
名無し『あなたはここに居たら駄目なの…』
君を見ると泣いている
ユノ『どういうこと?』
名無し『良く考えて…あなたは仕事帰りどうした?』
ユノ『友達と会う約束をしてて…』
俺の頭に記憶が蘇る
宿舎を出て道を渡ろうとした時
女性がいた
あれは名無しだ
君を見た
名無し『ユノ、もっと思い出して』
君は、突然の車に引かれそうになって俺は………
ユノ『!?』
名無し『わかった?ユノも車に引かれたの…』
君は俺の手を握って
名無し『私のせいでごめんなさい…』
ユノ『名無しが悪いんじゃ…』
名無し『ねぇ、ユノ…』
ユノ『何?』
名無し『戻って…』
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