Back To Tomorrow
□Back To Tomorrow #5
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点滴のせいだろうか?
ベッドに入った瞬間
俺は眠ってしまった
名無し『ユノ!!』
ユノ『えっ、なんでここに!?』
名無し『さっき来てくれてありがとう…。どうしてもユノに言いたいことがあって…』
ユノ『えっ、何?』
名無し『助けてくれてありがとう…』
ユノ『俺は当たり前のことしか…』
名無し『ユノには当たり前でも私は嬉しかったんだ』
君は笑っていた
名無し『私が生まれかわっても、ユノは歌い続けててね』
ユノ『何言ってんだ?今度見においでよ』
名無し『それは出来ないの。ユノ、ありがとう…さようなら』
俺は名無しを捕まえて追いかけようとするけど
名無しは早くて追いつけない
目を開けると夢だと気づいた
ユノ『名無し!!!』
俺は車椅子に移り、名無しの部屋まで急ぐ
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