GET OUT
□GET OUT #4
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ユチョン Side
名無し『入って』
そう言われ俺は名無しの部屋に入った
彼女はキッチンに行く
飲み物を用意しているらしい
渡されたのはグラスに入ったゴールドの飲み物
ユチョン『これ、何すか?』
名無し『ん?リンゴジュース♪』
恐る恐る一口飲む
ユチョン『…………』
グラスを見る俺に
名無し『大丈夫よ(笑)毒なんて入れないわ』
ブー、ブー、ブー♪
テーブルの携帯が鳴る
ユチョン『名無し、携帯』
名無し『きっとジェジュンよ…』
そう言うと
キッチンから俺が座るリビングのソファーに腰を下ろす
名無し『きっと、淋しいのね〜』
携帯を取らず俺にキスしてきた
ブー、ブー、ブー♪
俺の携帯が鳴る
【着信 ジェジュン】
ユチョン『…………』
名無しは通話ボタンを押した
俺は慌てて電話に出る
俺の困る顔を見て微笑む名無し
何か悪い予感がした
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