GET OUT
□GET OUT #8
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余りにあっけらかんと話す名無しに怒りが込み上げる
ジェジュン『名無しがそんな女だと思わなかったよっ!!』
それでも君は冷静で
名無し『私がユチョンを誘ったの。ジェジュン、私はそういう女なの。』
俺の涙が頬を伝う
ジェジュン『愛してるって言ってたのは全部嘘か?』
名無し『嘘よ…ただ東方神起というブランドに惹かれただけ。ジェジュンなんて、愛してなかった…』
君は真っすぐ俺を見て言った
パンッ!!
俺は君の頬を叩いた
今まで女性に手を挙げたことはないのに
本当に愛していた君から
こんな仕打ちを受けるなんて
俺はキーホルダーに付いた合い鍵を叩きつけた
ジェジュン『別れよう…』
名無し『そうね…私たちにはそれが一番よ…』
冷静に鍵を拾う名無し
もう本当に終わりだ
ジェジュン『どうせユチョンでも俺の次に付き合うんだろ…』
名無し『そうかもね…』
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