GET OUT

□GET OUT #10
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ユチョン Side





その夜



ジェジュンヒョンは帰って来なかった



君とうまくいったのだろうか?



名無しに連絡したくてもヒョンと居たら迷惑だと



連絡を取れずに眠りについた



夕方からの仕事で昼に起きると



酒くさいヒョンがリビングで眠っていた



ジュンス『ヒョン、昨日一晩中飲んでたらしいよっ』



ジュンスが言うには



ジュンス『名無しちゃんと別れたんだってぇ…』



俺たちは知っていたはずだった



ヒョンがどんなに名無しが好きで



どんなにアピールして



どんなに大事にして



今までの彼女の中でつき合いが長いことを。



『このまま行けば俺結婚するっ♪』



酔っ払いながらヒョンが言っていた



ジュンス『あっ、彼女から電話だぁ〜♪』



ジュンスは部屋に戻る



酔って寝てるヒョンを見た



うっすらと流れた涙のあと



ユチョン『ヒョン、ごめん…俺は自分の欲に勝てずに…』




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