偽りの声
□異端児
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赤いピエロの姿をしていた貴方
そんな貴方に惚れて貴方の真似をした私
けれど貴方のようにはなれなくて
それでも貴方に近付きたくて
私は昔を棄てて貴方を選んだ
其れが合っていたかどうかなんて知らない
でも後悔はしていない
今は貴方と共に異端の道を進んでいるから
例え周りから異様な眼で見られようと私たちには関係無い
貴方さえ居てくれればなんだっていいの
貴方が居ない世界なんて考えられない
貴方が居ないのなら私も居ないようなもの
貴方は私
私は貴方なんですもの