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□強敵出現。
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今日も暖かく
ポカポカした陽気だ。
こんな日はゴロゴロするに限る。

と思い、沖田は
ゴロゴロしはじめた。

『んーーー!』
沖田は大きく背伸びした。
その時だったか、ドタドタドタドタ
と音がした。

ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ

『沖田さぁぁぁぁぁあああああんんん!』
ドタドタ音はあきの
走ってくる音だったのだ。

沖田は身体を起こす。

『沖田さん!助けてください!
皆さんが大変なんです!きてください!』
『え!なっなに!?』


『は・や・く!!』

グイっと沖田の裾を掴むあき。
そしてダッシュ。

なにがなんだがわからない沖田
だったが、あきの慌てっぷりを
みて、風間とか言った鬼達が
攻めてきた、と考えた。

角を曲がって一番手前の部屋。
襖を勢いよく開ける。

ーーガラっっっ

『皆さん、沖田さんを連れてきました!』


『総司ぃぃぃ!』(平助
『総司!来るのが遅えよ!』(新八
『総司、お前も
呼ばれちまったのかよ…』(左之
『沖田くん!』(山南
『沖田さん!』(山崎


自分の武器やらホウキやらやら
を皆手に持って構えていた。


『遅れてごめん!敵は!?
敵は何処!?』

沖田は刀の鞘に手をかけた。

『そっ総司、お前のあしっあひ!』

『え?平助、なに言ってるの?』
沖田はまだわかっていない。

『総司!お前の足の下にいるんだよ!』

左之に言われて
下をみた。


そこには。
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