薔×薇

□アニマルナイト
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世の中には、色んなオモチャがありますね…。byサンジ


『アニマルナイト』


皆さんお久し振りです。
サンジです。
またあの時間がやって参りましたね。
マニアの皆さん必見です。←


キッチンに、猫耳と尻尾を生やしたゾロがやって来た。
「サンジ…。」
「ん、ちょっと待っててな。もう終わるから。」
食器を洗う俺の背後に立ったゾロは、俺の肩に頭を乗せ、すりよってきた。

何回かあのキノコを食わせてわかったんだが、
食えば食うほど一緒にいる俺になついてくる。
飼い主みたいに思ってるのか知らねえけど、よく甘えてくるんだ。

これがまた可愛い。

しかも今日は…
「サ、ンジ…。」
「ん?ああ…。」
ズボンを押し上げて、熱が勃っているのが見てとれた。
そう、「発情期」である。
「こんなにして。もう少し我慢しろ。」
熱を一撫でして囁くと、ゾロは仕方なく椅子に座った。

最初に失敗して以来、この「発情期」には理性を保とうとするが…
やはり無理がある。
だってさぁ、あんな猫ゾロ見てさぁ、我慢出来ないもん。←

てなわけで、毎回激しい運動をしちゃうもんだから、
この仔猫ちゃんが発情期を迎えると、
もれなくお別れしてしまっています。
猫化解除を防ぐ為、今日は小道具に頼ってみようと思います。

テーブルの上の紙袋には、夢がいっぱい詰まっています。



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