薔×薇

□アニマルライフ
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「離せ!…んっ。」

暴れるゾロの口を塞ぎ、深く入り込むとすぐにおとなしくなった。

「ん…んっ……。」

見下ろした顔がほんのり色付いているのがわかると、思わず口角が上がった。

「抵抗出来ないだろ?」
「てめえ…!」
「さっき食わせたキノコは、この前お前が山でつまみ食いしたキノコの仲間で、効果は一緒だ。」

その「効果」とは、「弱体化」を意味する。

「てめえ、よくも…。」
「ただし違う点が一つある。」
「…何だよ。」

小さくボソリと聞いたゾロの顔ギリギリまで近付いて、俺は教えてやった。

「効果は2ヶ月間、毎晩続く。」
「なっ…!」

目を見開いたゾロは、再び抵抗を試みる。

お前の舌が敏感なのは知ってんだよ。
無駄だっつーの。
まあ、弱体化してるとは言え、この抵抗が全力じゃないことも知ってるけど。

ねっとりと、そしてゆっくりと舌を絡めていくと、ゾロから熱い息が漏れる。
すっかりおとなしくなったゾロの手首を解放し、
そのままキスをしながら、通常のソレとは違う三角形の耳を撫でた。
ピクリという反応が、舌からも伝わる。

「気持ちイイだろ?」
「ぅ……よくねえ…!」
「強がんな。」

肘をついて距離を縮め、右手を体に滑らせる。
布1枚隔てていても、体はしっかりと反応した。

「んっ…。」

ゾロは固く握った左手で口を抑え、視線を反らしていた。

舌を首筋に這わせながら手を中心部まで滑らすと、ゾロの背中が微かに浮いた。
片手でズボンをゆるめるのも慣れたもんだ。
直接熱に触って取り出すと、外気に触れたソレはまたピクリと反応した。

「んっ…ん。」

恥ずかしそうに目を閉じるゾロを確認して、俺は右手のソレを口に含んだ。

「んぁっ…!ん…ん…。」

僅かに漏れた声に満足しながら、一気に動きを速める。
熱も大きく膨らんでいった。



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