羽生結弦

□りんごと唇
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久しぶりのオフは
大好きな人と一緒にいたい。
…とは思うけど、正直毎日ストイックな生活を送っているため
披露は最高潮だった。


だから午前中から午後はゆっくり寝て、夜から萩花と祭りに行くことにした。


普段とは違う浴衣姿の萩花はすごく可愛くて、癒される。
「かわいいね」ってゆうとすごく恥ずかしそうに照れる萩花を見てさらに癒される。


「…ゆづも浴衣着たらよかったのに」
少し残念そうな萩花。
「んー。じゃあ来年は着るよ」
「ほんと?約束だよ」
ニコッとわらう萩花の手をそっと握った。

「りんご飴買ってもいい?」
「萩花りんご飴好きなの?」
今まで何度も祭りに一緒に来てたけど萩花は一度もりんご飴なんて買ったことがなかったから少し驚いた。

「食べたことなくて。食べてみたいなって思ったの。」
「そっか。じゃあ買いに行こう」
俺がそいうと萩花は嬉しそうに、少し握っている手の力を強めた。
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