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□シンデレラの日
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むかしむかし、とても美しい女性がいました。
彼女の名前はシンデレラといいました。
彼女は意地悪な継母と義理のお姉さんと一緒に住んでいました。
そんなある日、彼女の家にお城から舞踏会の招待状が届いたのです。
どうやら王子様が妃を選ぶために舞踏会を開くらしいのです。
継母たちはシンデレラを家に置いて、舞踏会へと行ってしまいました。

「はぁ〜何で私を置いてくかなぁ?
お城行ってみたいなー。
別にドレスとか着て王子様と踊りたいわけじゃないんだけどなー。
ちょっとぐらいいいよね?」
シンデレラは掃除や仕事を全て放棄して、家を飛び出しました。

家を飛び出すと、門の近くにタイトなボディースーツに身を包んだ青年が塀にもたれていました。
「あなただれ?
ここ人の家だよ?
捕まるよ?ってか捕まえるよ?」
「僕はきみをお城に連れて行ってあげようと思ったんだけどな」
「ん、あれ?もしかしてシークじゃない?」
「今はシークじゃなくて、魔法使いだよ。
でも、今からゼルダに戻るから…」
青年がそう言ってる間に、青年を光が包み込んで、あっという間に綺麗な金髪の女性の姿となりました。

「やっぱゼルダかわいいー!」
「ありがとう、なまえ!
じゃなかったわ!シンデレラ!」
「もうなまえでいいよー」
「だめよ!これからなまえは綺麗になって王子様と踊るんだから!(王子様があいつだってことが気に食わないんだけど…!)」
「…はーい」
「さっ!そうと決まれば、早くドレスアップしてお城に行くわよー?」
魔法使いことゼルダはシンデレラに魔法をかけました。
「ビビデバビデブー!」

あっという間にシンデレラは綺麗にドレスアップしてしまいました。
目の前にはかぼちゃの馬車まであります。
「さあっ!早く乗って!」
シンデレラは馬車に乗り込み、馬車はお城に向けて走り出しました。


「到着したぜー」
御者がシンデレラに声をかけました。
「もしかしてダーク?」
「あぁ。今からあいつのとこに行くんだろ?」
「あいつ…?王子様でしょ?」
「まぁ、いい。本当は行かしたくねぇんだけど、話上今回は我慢してやるよ」
「ありがとう?」
シンデレラは若干小首を傾げながらお城に入って行きました。

たくさんの人が踊っている中にどうやら王子様の姿はありません。
「まだ登場してないの?
遅いなぁー」

「悪かったな」

そのとき、広間の階段の方から声がしました。


「え?!リンクー?!」
「俺が王子なんだけど、悪かったな」
「ご、ごめん!だって王子様誰か知らなかったしー…」

じゃあ、と王子ことリンクがシンデレラの前に跪きました。
「俺と踊ってくれませんか?」
「ええ、よろこんで」
シンデレラは王子の手に自分の手を重ねて、二人は踊り始めました。



「シンデレラ…いや、なまえ。
一生家に帰さないから。
ガラスの靴でなまえのこと捜すのなんていやだから。
もちろんイエスだよな?」
「なんか今日やけに唯我独尊だねぇー…」
「王子って役を存分に楽しまないとだろ?

絶対に離さないから
覚悟しとけよ?なまえ」





The prince and Cinderella lived happily ever after.






END
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ゼルダの伝説でシンデレラパロ。
シンデレラはなまえ様。
王子はリンク。
魔法使いはゼルダ(シーク)。
御者はダーク。
その他のキャストはあんまり考えてなかったのですが…
継母あたりがガノンさん。
義理のお姉さんはツインローバあたりで。笑
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