頂き物
□紅茶@Rグレイ様より
1ページ/1ページ
勝手ながら小説を書かせていただきました…
ごめんなさい
「十兵衛さんっ早く早くっ」
「そんなに急いだところで桜は逃げねぇよ」
桜の咲いた河川敷を小走りに行く琥珀
いつもはしっかりしてるのに、こういう時だけは無邪気だ
「ほら、早くしないと散っちゃうよっ」
「そんな早く散ってたまるかよ…」
溜め息を吐きながら後を追う
桜の花弁と、琥珀の髪の金色が合わさって、太陽の光に輝いている
「綺麗だ…」
「はい?」
しまった
口に出してしまったようだ
「いや、ほら、急ぐんだろ?」
「そうだっ!早く行こっ」
「あぁ」
紙を結い上げながら進む
「あ…ねぇ、十兵衛さん」
「ん?」
「桜と十兵衛さんって、なんかすごい素敵、綺麗」
「……男に綺麗なんて言うもんじゃねぇよ」
似た者同士
(考えることはいつも同じ)
後悔
ああああああ(ウザイ)
Rグレイ様申し訳ありません
もう、なんか、ごめんなさい