**銀×土

HAPPY HAPPY BIRTHDAY!!
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「んー……ッ」
「やぁんッ……!」

思わずかました口付けを唇を交差させて深くし、互いの唾液で溢れ蕩けた舌を絡めとる。
嫌だ。やめねぇ。お前のこんな姿見せられて今更止められっか。

「……おかしくなって?十四郎……もっと可愛い声聞かして……気持ち良くなって……」

左手で右の乳首を捏ね回しながら、左のソレをちゅうッと唇で吸い。右手で裾を肌蹴させ、そして局所を露出する。

「んぅ、ふ……っ、……なっ……!?ひぁあっ……!やぁ、っ……吸うな、ぁ!や、やめろっ……だめだっ!見るな…ッぁあ!!」
「全部却下」

乳首を抓ったり押し潰したりして弄びながら、口に含み吸ってる乳首の先を舌で転がし、十四郎の下半身を凝視する。

「……お前の、もう反り返って啼いてんじゃねぇか」

屹立の先端の小孔から、丸い雫が断続的にぷくり…ぷくりと浮かんではとろり…と竿を伝うのを目の当たりにし、気が急いて「悪ィ……触らして」と、後ろに右手を這わせた。

「ああっ……!やめ……っ、は、ああ……!!な、何……ひ、ぅ!?」

あまりの恥ずかしさにそうしてしまうんだろう。凝視する俺の目を両手のひらで覆い、肘で自分の顔を隠し、足をきゅっと鋭角に曲げて最奥を俺の視線から阻もうとする。

「俺の目塞ぐのも、お前の可愛い顔隠すのも、足曲げんのもダメ。誕生日だろ?気持ち良くなんねーと。……しょーがねぇなァ」

態とらしく溜め息を吐きながら、十四郎の細い腰の下に枕を入れて下半身を浮かす。

「はい。お前は乳首弄ってて。……ん、そう指先でな。上手。俺はこっち可愛がってやるから。……うわ、後ろ、相変わらず可愛い」
「やだ……ぎんときっ、いやだっ、ぁ……あぁっ!!だめっ!これだめぇえッ……!!ぁんッ!ああぁんッ!!……あん!!」
「うっわ可愛ッ……!!」

真っ赤になって恥ずかしそうに涙ぐみながらも、自分の乳首を摘まんだり、くりくり捏ねたり、先端を掻いては、あんあん喘ぐ姿に興奮する。

「そんな乳首弄って……でも恥ずかしいのか?瞼きつく閉じて顔背けて……それでも喘ぎ声は止まらねぇみたいな……。あーもーどこもかしこも可愛いッ……足、もーちょっと拡げて」
「は、やぁ……ん……、ぁあ……っ!!……んっ、……はぁっ!……あぁあー……んッ!!」
「後ろの恥ずかしいところも丸見えでかわいー……」

陶然と呟きながら、前からしとどに垂れてくるとろりとした白濁を中指と薬指で掬い取り、双丘の奥で息衝いている小さな蕾に塗りたくる。
半端に脱げていた下着を足で蹴って完全に脱がし、もっと顕わに脚を開かせ。蕾に2本の指の腹を添え、襞に沿ってぬるぬると執拗に刺激する。
慣れてきたらナカも。

「ココ、マジ可愛い……弄ってたら嬉しそうにきゅんきゅんしてきた……」
「んぅッ?なに……!?んんっ……、く、ぁ……はぁっ……!や、っぁ……!!やーっ!!いやぁああんーッ!!」
「指を第1関節まで挿れただけだけど。や?本当にやなのか?でもココ、俺の指すげぇ美味しそうにきゅうきゅう締め付けて食べてるぜ?」

蕾の入り口のすぐ内側の、性感帯が走ってる部分ばかりを、狭い襞を掻き分けるようにしてぐりぐり擦って掻き混ぜる。

「ほら。ぱくぱく開いて……内側から涎みたいにとろとろが出てきて……美味しいのか……?俺の指……」
「んぁあああっ……!ぁんッ、そこっ……や……ッ!!」

十四郎はしなやかな躰を跳ねさせ目に溜まった涙を散らしながら甲高い声で喘ぎ、次第に快感で脳内がぼんやりしてきたのだろう、普段言わないような嬌声を発した。

「んんッ……!はっ、おいし……ぃっ!からぁ……、もっと……奥ッ!!ぎ、ん……ッ!!」
「!!」

俺の背中に腕を回し縋りつくように抱きつき、奥に疼く熱に耐えられずと言った風に懇願してくる。

「……ッちょ、おまッ……!!」

土方の媚態に脳がイカれ、思わず知らずチッと舌打ちする。実際、俺はとんでもないことになっていた。

「言われなくても奥の奥まで挿れてやるよ。その前に軽く射精させろ。じゃねーと俺のヤベェことになってる。こんなん挿れたらお前の孔裂ける」

俺はナカに挿れていた2本の指に加え左手の2本も挿れ、蕾をくぱぁっと拡げさせ、そこに凶器のようになった己の熱杭の尖端を宛がいナカにおもむろに射精した。

「んっ、出して……いいっから、は……っ!ぁ……ひッ……!?やぁっ、ぁ、あああああ……っ!ぅ、あ……はぁっ……だめッ!!いっくぅうううーーー……ッ!!」
「……え!?お前、ちょっと射精されただけでイッちまったの!?」

大きく波立たせる腹部を自身のどろりとした白濁で汚し、ぴくぴくと躰を震わせながら蕩けた目で俺を見上げる十四郎を見つめる。

「ッたく……どんだけ可愛いんだお前……」

思わず吸い寄せられるように唇に唇を押し付け、欲望のまま荒々しく舌を絡めとり……そしてニヤリと笑う。

「奥ってどの辺?この辺りでい?」

俺の熱い精液で溢れかえり、ぐちょぐちょになったナカの、下腹裏の辺りにある前立腺の膨らみを、右手の2本の指に加え人差し指と小指も添えて、ぐちゃぐちゃと粘着質な水音を立てながら、ぐりぐり擦り続ける。

「ん……っ、いっぱいいじられてがんばったもッ……ばかッ!!んぅ……ふ、っ!……ま、まってっ……まだイッたばっか……んぁあっ……!!……そこッ、好き……ぃ!そこ好きぃいッ!!あっ……ひぁぁあああんッ!!」
「そんなに弄ってねーだろ。かなりセーブしたぞ。ここ、好きなのか?かわいー……いっぱいぐちゃぐちゃしてやる……指だけでいい?指でイッちゃおっか?」

唇を触れ合わせ、時折耐えきれず舌を絡ませながら喋り。更に強く前立腺を擦り上げ、4本の指をピストンして出し挿れし、その都度前立腺を掠めた。

「ちが……ッ!おまえに触られんの、きもち、いっ……から、ッあ!!ひぅっ……!あ、あぁッ……、や、まって……ぎんと、きっ!ぎんときのッ、ほし……いっ!!ほしいよぅ……ッ!!」

恐らく。
強すぎる快感に意識持って行かれそうになるのを必死に堪えて、力が抜けそうになる腕にぐ、と力を込めてしがみ付き。
そうして濃厚な口付けに息をはくはくと途切れさせながらも必死にそう告げられては、もう、たまったものじゃなかった。




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