２
□きすきす
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「この前ね、塾に行く途中に犬がいたの」
ふと思い出したこと。
「…犬？」
「うん、変わった色してたから
多分理事長の飼い犬かな？」
「なまえ、なにかされなかった？」
「すごく人懐こくてかわいかった！
たくさん舐められたんだ」
雪男の方を向いたら
ぶっすー。
それはもうぶっすーって感じの顔。
「え、どうしたの？」
「どこ舐められたの？」
「手とか…顔とか…
なんで？なにかあった？」
なんか不機嫌だし怒ってるので
理由を聞いてみたら
言葉無しにキスの嵐
手に、頬に、首に、唇
「…雪男」
「あの犬には近づかないで、絶対」
おさまらないキスに焦れったくなって
雪男を捕まえてキス
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＼(^o^)／チュッチュッ感覚が好き←
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