□騒ぎだす本能
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僕の腕を枕にしてうとうとと
瞼を閉じかけているなまえの髪を撫でる


顔を隠してあくびをしたり
くっついてきたり、
子供みたいななまえが愛しく思える


「なまえ、もう寝た?」


「……ん…」


あぁ、狭間だな、なんて余裕を持ってたけど
半開きの唇とかよれる服に
無意識に視線が行く。



「(…はぁ、なに考えてるんだ僕は。
これじゃまるで雄だ)」


変な思考を掻き消そうとしたけど
一度考えたら止まらない。


そっと唇に触れてみるが反応はない

キスをしても反応はない

悪戯心に火がついて
深く長くしてみるが身動き程度




リズムよく頬や額、首筋にキス


浅いキスを繰り返すと息が乱れ始めた


「…はぁ…ん…」


高い掠れた声にドクンと波打つ


眼鏡が邪魔で取ろうか悩むけど
そうしたら僕の理性は一瞬で崩壊。


ゆっくり寝かせておこうと思った矢先


「ん……」


閉じていた瞼を開けてしまったなまえ



「っなまえ…」

強く深く、キスをしたら戸惑い顔の彼女


邪魔で仕方なかった眼鏡を外す



「起きちゃったんだね…」

「雪男…?」



「ごめんなまえ、我慢できないんだ」


今までにないくらいの
濃すぎる口付けに緊張する。



撫で回す腕は止まることなく

痕を残そうとする本能も止まらない



「なまえ…好きだ」


「ん、雪男っ…」




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微裏になってない\(^o^)/
申し訳ないです うわあ

*

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