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□おめでとう
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「今月はnameの誕生日だね」
「っ知ってたの?」
「一応、自分の彼女の誕生日くらいは分かるよ」
誕生日を知ってくれてるのは嬉しいけど
それよりも「自分の彼女」という
ワードにときめいてしまった
「最初に聞くのはつまらないだろうけど…
なにかほしいものある?」
「………な、なんでもいいの?」
「nameが喜ぶならいいよ」
「わたしね……」
「うん」
「何も要らないから…その…
ゆ、雪男といたいな」
駄目かな、なんて思ってたら
雪男が優しく頭を撫でた
「そんなことでいいの?」
「雪男と居たいだけ」
「それじゃ決まりだね」
「え、いいの?!」
返事はしないけど優しい笑顔が肯定の合図
「誕生日おめでとう、name」
「ありがとう」
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もうやけくそなネタ。
でも8月生まれのあなた!
君に幸あれ
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