チユウと恋したら…

□チユウと恋したら…
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心のもやもやが解決したか?

と言われて
”はい”とは答えられないけど
ともちんは
真剣にトモの話を聞いてくれて
答えをくれた。



「お互いに求めあえる仲になれたらいいね。」



ってともちんが言ってくれたみたいに

本当にそんな関係になりたい。



コウくんはまだトモに遠慮してるのかな…?



そんな遠慮…いらないのに…。





ともちんは雑誌を見ながら自分のページをチェックしてる。

なんかカッコいいな…。



「まぁ無理しないで自分のペースでね…。」



さりげなく漏らしたともちんの言葉で少し気が楽になった。



「ありがと…。」



「コウのところ行けば…?

 きっとアイツ、チユウのこと待ってるよ。」



「…うん。」



「何かあったらまた来な〜。」



「ありがとう…ともちん大好き!」



「そのセリフはコウに言ってやんなよ〜!」



そういって笑って見送ってくれた。



コウくんの家に向かいながら
柄にもなく小走りしてる自分がちょっと恥ずかしくなった…。
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