チユウと恋したら…

□チユウと恋したら…
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テレビ局につくと
受付で訪問許可証をもらって編集部にテープを届ける。



「コウ?」



編集部へ向かう廊下で声をかけられた。

聞き覚えのある声。

その声に振り向くと



「ともちん!!」



久しぶりに見る懐かしい顔だった。



「やっぱコウだった!

 一瞬誰かわかんなかった〜!」



「そんなに変わったかな?」



「相当変わったよ!

 そうだ、結婚式いけなくてごめんね…。

 ツアーでさ…。」



ともちんはAKBが終わった後
ソロでの活動を続けていた。



「全然!仕事だもん!

 トモも仕方ないって言ってたし。

 今度みんなで飲みにでも行こうや!」



「うん。

 でも、ホント、おめでとう!」



「ありがとう!」



「そういえば、あっちゃんも局にいたよ〜。

 ドラマだって!

 なんか、全部終わっちゃった後も

 こうやっていろんなところでみんなに会えると

 終わったって感じしないなぁ〜。」



そうやって少し懐かしそうな顔をするともちん…。



「久々、チユウに会いたいよ〜。

 チユウによろしくね?」



「あぁ!きっとトモもともちんに会いたがると思うよ。」



そんな会話をして
ともちんは歌番組の収録に行った。



久々の友人に会うと
やっぱり、なんだか嬉しい。



編集部にテープを届けて局を後にした。


   
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