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□勉強会もどき
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『名前、今日一緒に勉強しないか?』
「え、蓮二どうしたの?」
だって蓮二って頭いいよね?
そりゃ私もいつも蓮二の次にがんばってなってるよ。
「いや、テスト期間に誘うのはあれだとおもったのでな。」
『そっか。私も蓮二といたかったから…』
「フッ。可愛い事をいってくれる。俺の家にくるか?」
『蓮二の家?久々だ―!』
蓮二の家は和風だからすごく落ち着く。
たまに蓮二の着物も見れるんだ。
「じゃあ、いくか」
と言って手をさしのべてくれる。
…ん?
ていうかテニスラケットをいつも握ってるよね。
なんか妬ける…
私より…
「なんだ、手くらいいつでも握ってやるぞ。」
『……っ』
勝手に心読まないで!!
「すまない、だいたい名前は顔にでるからな」
出てますか…
「そしてその百面相がおもしろい」
『もうっ』