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□幸村くん家
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『いただきます』
一口飲むと広がる紅茶は美味しい。
『美味しい。』
「ほんとかい?よかった。俺が育てたハーブなんだよ。」
精市くんが育てたんだなとおもうと自然に笑みがこぼれた。
「駄目、我慢できない」
瞬間に唇を重ねられた。
段々深くなっていく。
酸素を求め、唇を開けば
その隙を狙ったように精市くんの舌が入ってきて、逃げようとする私の舌をとら
える。
『んっ…』
離
れたと思えば、まだ唇が付きそうな距離で
「悪いのは名前だよ?そんな可愛い顔するから」
その後は、しばらく唇を求められ、
終わるころには、
精市くんに酔ってくたくたになりました。
どうやら精市くんのドSスイッチを押しちゃったようです。