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□眠れない
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しばらく天井をずっと眺めてると、
携帯が点滅した。
まさかと思って携帯を開く
と蓮二からだった。
“おきている。寝れないのか?“
完全に見透かされてるよね…
読んでいると画面が切り替わり、
電話がかかってきた。
わたしはすぐ通話ボタンを押して電話にでた。
『も、もしもしっ!』
大好きな人の声。
「早かったな」
といい笑った。
『蓮二まだ起きてたの?』
私が聞くと
「どうしても読み終わらせたい本があったのでな。」
『なるほど。でも蓮二起きててくれて良かった。全然寝れなくって…』
「子守唄でも歌ってやろうか?」
『…結構です(笑)』
蓮二に子守唄うたわれたら即目ぱっちりしそう…
「そうか」
それからしばらく蓮二と話した。
少し眠くなってきたな……
「名前。そろそろ眠たくなってきたんじゃないのか?
」
流石蓮二。そんなことまでわかっちゃうんですね。
『うん。蓮二電話付き合ってくれてほんとありがとっ!!』
「ああ、」
クールに返すところがかっこいい!
眠たいからテンション変かも(笑)
「おやすみ、愛しているぞ」
私は顔が真っ赤になった。電話で良かった。
「わたしも!!おやすみ」
そして私は安心して眠りにつくことができました。