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□暖かいブレザー
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…本を返しに行って良かったな。
俺の制服を来た苗字は可愛かったな。あのだぼだぼ具合は、スカートが見えないほどだったしな。
クッキーも貰えたしな。
そろそろ部活が終わる頃かと思いテニスコート付近にいくと柳くんが立っていた
『ごめんなさい、遅くなりました』
こちらに振り返り
大丈夫だと頭を撫でてくれた。
『制服ありがとう』
たたんでおいた制服を渡すと、
また肩にかけられた。
「きていないと寒いだろ?」
『…ありがとう、柳くんは優しいね』
「…そんなことはない」
謙遜しなくても…
「ところで苗字。話があるのだが…」
『なんでしょう?』
「…お前が好きだ。付き合ってくれないか?」
私は一瞬かたまってしまった。
まさか柳くんに告白されると思っていなかったから。多分顔がまっかだろうな…
『っはい!こんな私で良ければ』