,

□暖かいブレザー
2ページ/3ページ

…本を返しに行って良かったな。

俺の制服を来た苗字は可愛かったな。あのだぼだぼ具合は、スカートが見えないほどだったしな。
クッキーも貰えたしな。


そろそろ部活が終わる頃かと思いテニスコート付近にいくと柳くんが立っていた

『ごめんなさい、遅くなりました』
こちらに振り返り
大丈夫だと頭を撫でてくれた。

『制服ありがとう』
たたんでおいた制服を渡すと、

また肩にかけられた。


「きていないと寒いだろ?」

『…ありがとう、柳くんは優しいね』

「…そんなことはない」
謙遜しなくても…

「ところで苗字。話があるのだが…」

『なんでしょう?』

「…お前が好きだ。付き合ってくれないか?」
私は一瞬かたまってしまった。
まさか柳くんに告白されると思っていなかったから。多分顔がまっかだろうな…
『っはい!こんな私で良ければ』
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ