小話
□今日は何の日??
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一護:イェーイっ!!(勢いよくクラッカーを鳴らす)
恋次:どわぁっ!?な、なんだよ急に!!
一護:何言ってんだよ!!今日は記念日じゃねぇか!!
恋次:は…?記念日??
一護:そうだ!!だから目一杯祝わないとな♪
恋次:何の記念日なんだ?
一護:なっ…!!(フリーズ)
恋次:………いちご?
一護:……分かんねぇのかよ、恋次…。
恋次:へ…?
一護:今日のためにケーキまで用意したのによ…。
恋次:…い、いち
一護:結局てめぇにとって俺たちの関係はどうでもいいってことなのかよっ!!
恋次:(買rクぅッ!!)
一護:俺だけかよ…お前のこと、大切に想ってんの…。
恋次:ち、ちがっ!
一護:何がちげぇんだよ!!あぁっ!?(クラッカーを床に叩きつける)
恋次:(こ、怖い…っ!)
一護:なぁ、どうなんだよ…?
恋次:そ、そんなことねぇ!俺だって…お前のこと、好き…だよ…っ
一護:……じゃあ、今日が何の日だか言ってみろよ…。
恋次:へ!?…え、えーと…今日は、だな…っ、
一護:…。
恋次:(今日って何か2人の記念日だったっけか?)
一護:…。
恋次:(初めて逢った日、とか?…いやいや、出逢いは敵同士の最悪な日だったし…。)
一護:…。
恋次:(初めて付き合った日とか…?…んなの覚えてる訳ねぇよな…。)
一護:…。
恋次:(初めてキスした日?そ、それとも初めてヤった日とか??……そんなの夢中になってて日にちなんて覚えてる訳ねぇだろ!)
一護:…。
恋次:(て、てか早く答えなきゃ…!無言の圧が怖ぇ!!)
一護:…。
恋次:(はぁ…。分かんねぇって正直に言うべきか…。)
一護:…分かんねぇのか?
恋次:……あぁ…悪ぃ…。
一護:……はぁ、そうか。
恋次:い、いち…ご?
一護:……。(恋次に背を向ける)
恋次:!!(も、もしかしてこのまま部屋出てっちまう!?)
一護:…(扉に向かって歩き出す)
恋次:……ま、待って!!(一護のシャツを掴む)
一護:……なんだよ。
恋次:ま、待てよ…っ。
一護:…。
恋次:確かに、今日のこと忘れてた…ごめんっ…!
一護:…。
恋次:ごめん…っ…いくらでも…ひっく……謝るからぁ…っ!
一護:…。
恋次:俺のこと…っ嫌いにならないで…!
一護:………れ、恋次いいぃいぃぃッッ!!(抱きつく)
恋次:うわあっ!?…いちご…?
一護:ごめんなー恋次ぃ!可愛くてついイジめちまった!
恋次:は…?え…今日は何の記念日なんだ…??
一護:今日は何日でしょう??
恋次:え…とー…、5月22日??
一護:当たりぃ!!そう、今日は5月22日!!
恋次:………だから??
一護:つまり「ご夫婦の日」!!
恋次:…は?
一護:だーかーら!「ご(5)夫婦(22)の日」!!つまり俺たちの日!!
恋次:…それだけ…?
一護:あぁ!!
恋次:ふざけんなてめぇ!!どんだけ俺が悩んだと思ったんだよ!!
一護:いやー、考えてるときの恋次可愛かったなぁww
恋次:なっ!!///て、てか俺たち夫婦じゃねぇし…っ
一護:何言ってんだよ!!もう夫婦だよ!!てか最早夫婦を越えたよ!!
恋次:越えたって何だよ!!……たく、焦らせやがって…。
一護:可愛かったぜ、あんときの恋次!必死な顔して泣きながら「俺のこと嫌いにならないで!」って…ww
恋次:…っ/////
一護:思い出しただけで俺の息子が…っ
恋次:…っ////////
一護:あ、やべ…鼻血が出てきた…!
恋次:うわぁん!!一護なんて大っ嫌ぇだあっ!
終わり…υ