七霊
□¢第一夜¢
1ページ/4ページ
『ここは……どこ?』
真っ白な雪景色の中、ひとりの少女がたっていた。
まるで突然現れたかのように少女の周りには足跡ひとつ無い。
いや、この少女は実際に突然現れたのだ。
そして、偶然にも現れる瞬間を見ていた者がいた。
「君は迷子かね?」
『おじさん…だれ?』
「私かい?私は…ミロクだよ。…ここは寒い、こちらへおいで?」
差し出された手を僕は迷わず取った。
これが僕とミロク爺さんとの出会いだった…
〜第一夜〜
.
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ