オギナイアエタラ
04/12(Sat) 20:38
大和桜
ななき
背筋を伸ばし高々と肩を、
揃えて、手を結んで、
薄紅の髪を風に遊ばせてる。
桜の凛とした後ろ姿、
心を打つものがある。
決して面は見せない、
その頑なな姿勢に感無量。
死期をを悟り死は必至、
だけど恥じる事なく、
悔いる事なく、涙を隠し散る。
その心意気、日本男児、
どこまで応えられるか?
去り逝く一瞬、
その刹那に垣間見る、
花びらの裏、
乙女の横顔ちらり、
見惚れて、くらり大和魂。
神風特攻隊が何故飛んだか?
あの道の横にただずむ
桜を見れば分かる。
桜の花は散れど、
夏、秋、冬、
貴女の面影は散らぬ。
春にまた、返り咲いて
男として生きる意味に、
花を添えてください。
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