オギナイアエタラ

▼書込み 

04/16(Wed) 22:45
カラフル
さきり

君はいつも綺麗だ
君の瞳はいつも潤い
君の髪はいつも誘い
君の唇はいつも意地悪だ

差し出した手に色を乗せて
麗しき君に贈ろう
それはそれは
空降るに
殻振るに

神様の涙のように
からっぽの楽器のように

空降るに
殻振るに


走り出した君は
一輪の花を手に
灰の上に降り立つ

それはそれは
神様の使いのように
華やかな妖精のように
いつか君は
僕を置いて消えてしまう

跡形もなく
跡形もなく

最初から君の瞳も唇も頬も耳も首も腕も手も脚も
君の意識も君の表情も君の気持ちも君の微笑みも涙も


すべて最初から存在していなかったかのように

綺麗に綺麗にいなくなる

君がいつか手にしていた一輪の花は
悲しそうに灰色だった君が手にしていた一輪の花は


きっとそれこそが

君だったんだね
SH33

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