小話∀
□2ndポッキーゲーム？
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「ポッキーゲーム」の続き
「おい、土方、ポッキー」
「誰だよ」
「土方ポッキーじゃねぇよ。土方、ポッキーだ」
「いや、違いが分からねぇよ」
「ああ？ポッキー食うかって聞いてんだよ」
「ああ、食う」
「じゃあ、これ」
「これ？」
「沖田にもらった。去年は悪かったって。これでリベンジしてくれって。」
「総悟が…」
「ついでに土方の行動を報告してくれってよ」
「確実にそれ目的じゃねぇか」
「ってことで、やるぞ」
「やるって？」
「ポッキー食うやつ」
「マジでか」
「ああ、リベンジさせてやる」
「それだと俺が失敗した見てえに聞こえんだけど…俺初挑戦なんだけど」
「前は俺が沖田にじゃんけん負けたからな。あの時点でお前は失敗してんだよ」
「え、お前が負けたのに俺の失敗？」
「ああ、全会一致の意見だ」
「それって…総悟と神威だろ」
「おしいな。銀八もだ」
「いや、あんま変わんねぇよ」
「ふん…なあ、どっちがいい？」
「どっちって？」
「チョコついてるほうか柄のほう」
「じゃあ、チョコのほうで」
「ほらよ」
「？何だ？」
「銜えとけ」
「…マジでやるのか？」
「マジだ」
「マジか。……」
「…どうしたんだよ？早く銜えろよ」
「や、なんつうか、その…」
「ふうん…じゃあ俺が銜えてるからお前から来い。俺動かねぇから」
「それじゃさらに…って、もう銜えてるじゃねぇか」
「ん」
「…やっぱやるのか？」
「んんん(はやく)」
「……(ごくり)」
「んんんん？(ひじかた？)」
…ポリポリポリポリ！
「ん？んん！？(こいつ、勢いが…！)」
ポリポリポリポリ
「んん、んーんんん！(おい、ちょっと待て！)」
ポリポリポリポリ、ガッ
「んんー！(ほら見ろ！歯、ぶつかった)んんん」
ちゅううううう
「んー！ん…ん、ん」
ちゅうううう
「んんー！んん、ん…はあ、はあ、はあ」
「はあ…、」
「……」
「どうだ、高杉？」
「……」
「高杉？」
「てめぇ…、勢いありすぎなんだよ。歯ぶつけたし、言うこと聞いてねぇし」
「悪ぃ、いや、でも何言ってるかわかんなかっ…」
「なんとなく分かってただろ」
「はい…」
「それに、誰もＤキスしろなんて言ってねぇぞ」
「顔がよ、近ェし…つい」
「…もうお前とポッキー食わねぇ」
「ああ？どうして…」
「沖田に報告してネタにしてやる」
「それは勘弁してくれ、…って、ちょっ、高杉どこ行くんだよ」
「沖田のところ」
「は、おい、待て、高杉、おいィィィ！」
(リベンジは成功？)
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