孤独の白い道化の花

□プロローグ
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プロローグ〜

マ「お前を愛して居たぞエリカ…」
ある物体が左手を自分に振りかぶっている真っ白い髪の少女に言う。
エ『マ…いやあああァァ』 少女に破壊された物体は少女の最愛の人…少女はココロのない人形のように壁によりかかっている。
すると、1人の男が少女に近ずいて行く…
?「アクマに内蔵された魂に自由はない…永遠に拘束され伯爵の兵器になるのだ…破壊するしか救う手は無い生まれながら対アクマ武器を宿し、自然に愛された人間か…数奇な運命だな…お前もまた神に取り憑かれた使徒のようだ…エクソシストにならないか?」
赤い髪の男が言い終わると。少女…エリカが口を開いた。少女の目には光がなく虚ろな濁った青い瞳だった。
エ『ニンゲンなんか嫌い…神なんかキライ…ダレもシンジナイ…マナがいない世界は私がいる世界じゃない…殺して…マナ…ダレもワタシを必要とシテクレナイ…ダレも…』
呪文のように言うエリカに男が口を開いた。
?「じゃあ、俺がお前を必要としてやる。エリカ、俺がお前の光になってやる。俺とこい。」
クロスがそう言うとエリカの目に光が少し戻り、クロスに言う…
エ『本当に…?』
エリカがそう言うとクロスがエリカを抱き締めた。お酒の匂いとタバコの匂いが温もりと同時にエリカの鼻を掠める
ク「ああ…俺はクロス・マリアンだ…お前は苦しみ過ぎた…もう1人じゃあない…」
クロスがそう言うとエリカの目から涙が溢れた…
エ『うわあああん!!』
エリカはクロスにしがみつき泣いた
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